東京・日比谷にある「レム日比谷」は、“よい眠りをデザインする「寝室」”がコンセプトのビジネスホテル。ふわふわのタオルに寝心地抜群の快眠ベッド、マッサージチェアなどこだわったサービスが沢山ありました。
有楽町・銀座・東京駅からのアクセスも良くて、観光拠点にも最適。
今回は、お台場・ダイバーシティ観光へ行くとき実際に子連れで宿泊した、レム日比谷のお部屋の設備やアメニティ、アクセス情報をまとめました。
どんなホテル?

一見するとオフィスビルのようで、素通りしてしまいそうですがよく見ると入口に「Hotel」と記載があります。入口は、帝国ホテルの側にありました。
2階にあるガラス張りのカフェと市松模様のシックな外観が印象的で、中に入るとふんわりとアロマの良い香り。
| ホテル名 | レム日比谷 |
| 住所 | 東京都千代田区有楽町一丁目2番1号 |
| 電話番号 | 03‐3507‐0606 |
| 駐車場 | 無し |
| 最寄り駅 | JR:有楽町駅 東京メトロ:日比谷駅 |
| オフィシャルサイト | https://www.hankyu-hotel.com/hotel/remm/hibiya |
コンセプトは「寝室」。
お部屋の中はリラックス効果のあるグリーンとオレンジがメインになっていて、マッサージチェアやオリジナルベッド、セレクト枕などアイテムにもこだわりがいっぱい。
レディースフロア、ユニバーサルルーム、全室禁煙(電子・加熱式含む)ではあるもののフロント階にちゃんと喫煙ブースが用意されています。
アクセス
最寄り駅は、JR有楽町駅と、東京メトロ日比谷駅。
私はとなりの東京駅から歩きました。ペニンシュラホテルの裏側に出る「丸の内仲通り」と、ゴジラの像のある「日比谷仲通り」を通ると、小学低学年の子連れでもだいたい20分くらい。

ホテルの正面には東京宝塚劇場、道を挟んだ真横に帝国ホテル、同じ通り沿いにミッドタウン日比谷があり、国際フォーラムまでは歩いておよそ10分程度です。
東京を観光するのにも、路線が多くてアクセス良く便利でした◎
- JR有楽町駅 山手線/京浜東北線
日比谷口から徒歩5分 - 東京メトロ・日比谷駅 千代田線
A13出口(日比谷公園と帝国ホテルの交差点)から徒歩2分 - 東京メトロ・日比谷駅 日比谷線
A4出口(丸の内仲通り)から徒歩5分 - 東京メトロ・銀座駅 銀座線/丸ノ内線
C1出口(数奇屋通りと高架線の間ぐらい)から徒歩5分
JR/ゆりかもめ・新橋駅も有楽町駅の隣なので、歩いて20分しないくらい。
充実設備のお部屋

私が今回泊ったお部屋は、セミダブルルーム(窓側シャワーブース)です。
レム日比谷の客室コンセプト「寝室」の通り、お部屋のドアをあけるとアプローチなどなく、家の寝室そのもの。とてもコンパクトなお部屋でした。
シャワーだけのお部屋が多いですが、ツインルームはバスタブ付きのお部屋もあるようです。
| 定員 | 広さ | ベッドサイズ | バスルーム | |
| セミダブルルーム (窓側シャワーブース) | 1~2人 | 15.1㎡ | 幅130㎝×長さ200㎝ | シャワーブース有り バスタブなし |
| セミダブルルーム (内側シャワーブース) | 1~2人 | 15.1㎡ | 幅140㎝×長さ200㎝ | シャワーブース有り バスタブなし |
| ツインルーム | 1~2人 | 23.5㎡ | 幅110㎝×長さ200㎝ | シャワー有り バスタブ有り |
マッサージチェア

コンパクトなお部屋なので、入ってすぐの場所にいきなりマッサージチェア(大東電気工業 THRIVE(スライヴ))とテーブルがありました。
荷物が大きい方はちょっと大変かも。
子供が寝た後ひとりで夜な夜なマッサージチェアで癒されようと使っていたのですが、フットレストの上げ方が分からず四苦八苦。
あきらめて足を下ろしたままで使っていたものの、あきらめきれず説明書をネットで検索。リモコンにありました!

ようやく快適な位置でのマッサージに成功。リモコン上で電源を入れてから「起」「倒」のボタンで操作するので、フットレストを上げると自動で背もたれも横になります。
マッサージチェアは、黒ずみや使用感も感じさせずとても清潔感があって気持ちよく使えました。音も比較的静かです。
空気清浄機

マッサージチェアでも驚きですが、アレルギー性鼻炎たちの救世主、空気清浄機も貸し出しではなく既に用意されていました。嬉しい。
電源は入っていないので、お部屋に入った時に自分で付けます。静音モードにしておくと音は全く気になりませんでした。
ちなみに、レディースルームの空気清浄機はコロンとしたかわいい見た目のアンティバックジャパン社製「マジックムーン」が使われているようです。フロントで好きな香りを選んで、より自分好みのリラックス空間を作ることができます。
テレビ

大事なWi-Fi(わいふぁい)パスワード。
デスクの上や説明ファイルなど部屋中見まわしてもWi-Fiのパスワードが見つけられず、フロントに電話をしたら「テレビを付けると表示されます」と教えてもらいました。
普段、テレビをつける習慣がなかったので盲点でした!
そんなテレビは、ベッドの目の前の壁に埋め込まれていて、地上波とBS放送(一部見れないチャンネルがあります)、CNN放送も映り、VODカードを買えば映画なども楽しめます。
※2025年10月地点、下記のようにテレビで視聴できる内容が変わっているようです。レム日比谷公式サイトより引用:
地デジ・BS・CS・タカラヅカスカイステージが視聴可能です。
また、以下のテレビアプリが視聴可能です。
YouTube、ABEMA
※テレビ向けのアプリケーションサービスですので、一部利用できない機能等がございます。以下の各サービスの会員様向けアプリにつきまして、各サービスの利用には利用者個人のログインが必要です。
NETFLIX、Prime video、hulu、U-NEXTミラーリング機能もご利用いただけます。
冷蔵庫と充電器
マッサージチェアの後ろには、冷蔵庫とセキュリティボックスもありました。

冷凍室はありませんが、棚を外せば飲み物を立てて入れることも出来そうです。

500mlのペットボトルが一泊ひとり1本ついてきますが、添い寝の人数はカウントされませんでした。
そして、引き出しを開けると、マルチ充電器を発見!

忘れると一番困るものといっても過言ではないのではない充電器。使う怖さはあるものの、充電器って持って行くのを忘れる心配もあるけど、持って帰るのを忘れる心配もあるから、ホテルに置いてあるとやっぱり嬉しい。
ただ、分厚いカバーの付いたキッズタブレット(Amazon Fire7)は、差込口まで届かずに充電できませんでした。残念。
紅茶サービス

「リラックス」を意識したホテルだからなのか、珈琲はありませんでした。
その代わりティーバッグのお茶はたくさんの種類が、フロントロビーに用意されていて自由に選んで部屋に持って行くことが出来ます。
置いてあったブランドは2つ。
- TEARTH(ティーアース)公式サイト
大阪発の茶葉専門店で、茶葉の産地にもこだわり「安心・安全」をモットーにして心や体にやさしいティーバッグを作っているようです。 - 極上はちみつ紅茶 公式サイト
兵庫県神戸市に会社のある紅茶専門店ラクシュミーのティーバッグ。紅茶ソムリエによるオリジナルのブレンドに蜂蜜のパウダーがたっぷり入っているとのこと。
極上はちみつ紅茶はホテル1階にある物販自動販売機でも買うことが出来ます。

どちらの紅茶も、えぐみや苦みがなくてとても飲みやすかったです。
ただティーカップで飲んでいたためか、ティーバッグを入れっぱなしにしているとはちみつ紅茶は甘すぎて飲み辛くなったので時間になったらちゃんと取り出すのがおすすめ。

ケトルの脇にコンセントがあるので、配線があっちこっち張り巡らされる事もなくすっきりまとまっているので、雑多なお部屋が苦手な人にも嬉しい。
バスルーム

窓側シャワーブースのお部屋だったので、バスルームが明るくて気持ち良かったです!
ふかふかタオルに、緑茶の香りのハンドソープ。
何より、洗面台の上に置かれたゴミ箱が最高に使いやすかった◎トラベル用のスキンケアパウチから中身を出したらすぐにポイッとできるのは便利。
ちなみに、フェイスマスクもすぐにポイッとできます。

スキンケアのアメニティは無かったですが、バスアメニティーはシャワーブースにレムオリジナルのバラの香りのシャンプー、コンディショナー(使いませんでした)、柑橘系の香りのシャワージェルが用意されていました。
どちらも香りは強くなくて、洗うときにふんわり香る程度。
ミネラルウォーター同様、バスタオル、フェイスタオル、ボディタオルの枚数は添い寝分は人数に含まれていませんでした。

お部屋からトイレ、シャワーブース、洗面台までガラス張りなので光がたくさん入って窮屈感なく明るくて快適。
シャワーもすぐに温かいお湯が出たのでこれもまた快適なバスタイムでした。
パジャマと寝心地

添い寝をしても「余裕」のセミダブルベッドは、程よく硬くて沈まないマットレス。横幅が130㎝もあるので小1の子供と二人で寝ても寝返りが打てるほど余裕たっぷりでした。
備え付けの枕はぺしゃんこであまり居心地がよくなかったので、貸出枕を利用すればよかった…
お布団は軽くて、とっても暖かく、暖房をつけっぱなしでは暑くて眠れないくらい保温性があります。暖房を消してぐっすり眠ったあと、朝起きて布団から出ると部屋がひんやり冷たかったので、こだわりのお布団の心地よさを再認識できました。

ナイトウェアは羽織るタイプのものが大人用のみ。薄手で軽く、肌触りもとてもよかったです。お布団がすごく温かいので、これだけでも私は良かったですが、普段きっちりパジャマを着る方は物足りないかも…
施設設備・サービス
▶ 施設設備
- 自動販売機
【3~18階】エレベーターホール
※8階・16階は除く
★13階はエレベーターを降りてぐるっと左側へ周った、裏手にありました - 製氷機
【8階・16階】エレベーターホール - VODカード販売機
【3~18階】エレベーターホール
★13階はエレベーターを降りてぐるっと左側へ周った、裏手にありました - 物販自動販売機
【1階】エントランス - 外貨両替機
【2階】フロントロビー
▶ サービス
- ボディーケアサービス 有料
19:00~27:00 - ランドリーサービス 有料
11時までに受付、18時以降の仕上がり - モーニングコール 無料
部屋の電話機で設定 - 宅配便 有料
- コピー/fax 有料
- 朝刊サービス 無料
備品・貸出アイテム
- ベビーベッド(要・問い合わせ)
- アメニティ(歯ブラシ、かみそり、ヘアブラシ)
- 幼児用アメニティ(スリッパ、歯ブラシ、ウェットティッシュ)
- 貸し出し枕
- 加湿器
- 電気スタンド
- 毛布
- ズボンプレッサー
- アイロン、アイロン台
- 靴乾燥機 有料
- ヘアアイロン/カールドライヤー
- 美顔器 有料
- 体重計
- ワインオープナー
- 爪切り
- レンタルパソコン 有料
まとめ

今回はお台場ダイバーシティで開かれていた、シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア-新たなる光-」を見るために東京でお泊り。
▶【体験レポ】2023 東京公演|シルク・ドゥ・ソレイユ『アレグリア‐新たなる光‐』
「ゆりかもめ」に乗りやすく「新幹線」にもアクセスが良い場所、という事で日比谷にしました。
全体的に過ごしやすくて快適でしたが、電車が窓から見える乗り物好きの子どもには好立地。ホテルの価格が上がっている中で、1泊12,500円、しかも都心のアクセス抜群の場所で綺麗なお部屋に泊れたのはラッキーでした。
アメニティも充実していて、お部屋の導線もかゆいところに手が届く、快適さ。マッサージチェアに紅茶と至れる尽くせりでした。
コンセプトが寝室という事もあり、お部屋の中でもアプローチがない分、ドアの向こうはすぐ廊下。廊下の声、バッチリ聞こえます。あとは、電車の音も結構します。眺望を期待するお部屋ではなく、基本的にはブラインドを下げていましたが光はしっかり入るのでお部屋は明るいです◎
素泊まりにしたので、朝早くやっているお店がほとんどなく朝食を調達するのが少し大変でした。やっとこさ見つけたのがミッドタウン日比谷の地下にあるパン屋さん。買って帰り、お部屋でいただきました。



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