旅行で食事をするとき、どうせならその土地のグルメを楽しみたい。
きっと、新潟に来た方も悩む人がいるだろうと思い、実際に食べたものを中心に、地元で暮らしている中で「ぜひ食べてみて!」と他県の方に紹介したいものをピックアップ。
この記事では、「しっかり食べる」「つまむ」「休む」「持ち帰る」と、旅の流れに合わせて新潟のグルメをまとめました。
まずはこれ。新潟で“ちゃんと満足できる”ごはん
お米の美味しさはもちろん、日本海の海鮮やB級グルメと言われるソウルフードなど「新潟へ来た!」と言ってもらえる満足感があるお食事系を選びました。
タレかつ丼
新潟グルメといえば、まず外せないのがタレかつ丼。卵でとじる一般的なかつ丼とは違い、薄めに切った揚げたカツに甘辛い醤油ダレをからめてご飯に乗せる、シンプルなボリューム丼。
正直、新潟で生まれ育ってるけれど大人になるまで存在を知らず食べる機会のなかったタレかつ丼。甘辛さとカツのサクサク感が絶妙で、新潟のお米の美味しさも相まって本当にご飯が進みます。

これは道の駅SORAIRO国上にある日帰り温泉「てまりの湯」でいただいたタレかつ丼 800円。カツが3枚入ってお腹がパンパンになりました。
釜めし
「美味しいご飯やさんへ行こう!」と両親に連れて行かれた五頭の山茂登。いつも混んでいて入るのが大変。予約ができるので行くことが決まっている人は予約をしてから行くのが絶対おすすめです。
鶏肉や山菜、季節の具材と一緒に釜で炊き上げたご飯は、素材のうまみがぎゅっと詰まっています。道の駅や温泉地の食事処でも食べられることが多く、移動の途中に立ち寄りやすいのも魅力です。
注文してから炊き始めるので待ち時間が少しかかります。でも美味しい。

これは長岡市の湯治場「寺宝温泉」でいただいた釜めし1,500円。木の蓋で蒸らされてくるのがまたいい香り。
そば
十日町・小千谷が発祥のつなぎに布海苔(ふのり)を使ったへぎそばは「小嶋屋総本店」が有名。
ですが、私が新潟に来たらぜひ食べてほしいのが朝日酒造・蛍庵で提供されているせいろそば。指定農園で育てたそば粉100%で作られています。香りはもちろん、歯ごたえも良くてとっても美味しい。

「蛍庵」天ぷらせいろ 1,342円。天ぷらもお蕎麦も地元産。素材まで地元にこだわっているのがうれしい。
みかづき(新潟イタリアン)
「新潟のイタリアン」は、ソフトめんのような麵にソースをかけたご当地グルメ。「みかづき(新潟市)」と「フレンド(長岡市)」という2つのチェーン店があり、幼少期から身近にあるソウルフードです。

トマトソースが有名ですが、私は季節メニューの和風きのこが好き(なのでトマトソースの写真がありませんでした)。飲みものとポテトのセットで800円くらい。
海鮮丼
寺泊の「魚の市場通り(魚のアメ横)」や新潟市内の市場「ピアbandai」など、海鮮丼が食べられるスポットが色々あります。新鮮な魚介は甘くてとろーっと溶けるのでぜひ食べてほしい。

これは村上の「海鮮一鰭」で食べた海鮮はらこ丼1,980円。
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あんこう(上越市)
冬の新潟を代表する味覚のひとつ、あんこう。上越では、あんこう鍋や唐揚げとして食べられていて「糸魚川あんこう祭り」というのが毎年開催されています。

こちらはアンコウの解体ショーで振る舞われた「あんこう汁」500円。淡泊でさっぱりしたお味でした。
つまみたい、新潟のローカルおやつ
ポッポ焼き
黒砂糖の甘みとモチモチ食感が特徴の細長い蒸しパン。お祭りの屋台や時々スーパーの前にキッチンカーで見かけるレアグルメ。
今でも見かけるとテンション上がる。そして、買ってしまう。どうやら北区の「農産物直売所・わくわくファーム」に店舗があるらしいので行ってみたい!

画像引用:わくわくファームサイトより
サメフライ(上越市)
上越の家庭料理ではサメを食べる習慣のあるようで、特に珍しい食材ではないようです。そのサメをフライにしてパニーニ挟んだサンドを上越市立水族博物館 うみがたりで発見。
淡白でクセがなく食べやすかったです。下越出身の私には馴染みのなかったサメ。「え、サメ食べるの!?」という最初の驚きも含めて貴重な体験でした。

こちらは、うみがたり内のレストランでいただいた「サメフライパニーニ」ポテト・ドリンクセットで1,000円。ジェノベーゼソースがかかっていました。
サバサンド(柏崎市)
かつては新潟・柏崎にあったトルコ村に合わせて新潟でも販売されるようになったサバサンド。今では米山SA(下り線)の名物グルメ。
青魚っていうだけで癖のあるイメージがありましたが、美味しかった!胃もたれもしないしさっぱりでびっくり。

米山SA下り線 フードコート サバサンド 800円。(2026年4月)
ちょっと座って休みたいときの、甘い寄り道
バラソフト(長岡市)
バラのシーズン以外の時期も売っている丘陵公園限定のソフトクリーム。思ったよりも香りもバラで口の中に幸せが広がりました。バラまつりのときには、満開のバラに囲まれながら食べることも出来ます。

国営丘陵公園 ローズカフェ「赤ばらソフトクリーム」500円

花と緑の館 売店「青バラソフト」500円
梅味噌ソフト(田上町)
「越の梅」の産地として知られる田上町。規格外の青梅を使った「梅味噌ソフト」が道の駅たがみ内の食堂で食べられます。
地元の子どもが育てたお米で作られたポン菓子もトッピングされていて、新潟・田上町が詰まったソフトクリーム。甘じょっぱくて美味。

道の駅たがみ 食堂おひるとおやつ「梅味噌ソフト」480円
江口だんご(長岡市)
長岡市と柏崎市の間の峠にある「江口だんご」。長岡藩の家老の屋敷を利用されている歴史ある建物も素敵。お店の裏にある蔵では洋菓子の雪甘月カフェがあり里山を眺めながらロールケーキをいただくことができます。
景色、建物、おだんご、全部が癒しの贅沢な空間。

江口だんご本店 お食事・甘味処「お抹茶セット 5色団子」600円
雪国紅茶(村上市)
雪国紅茶は一度はなくなってしまった幻の紅茶。100年の時を経て村上市にあるお茶屋さん「冨士美園」が2004年に復活させました。
外見も中も普通のお茶屋さん。「雪国紅茶が飲めるって見てきたのですが…」とお店の方に声を掛けたら、奥にひっそりとある茶寮へ案内してもらえました。秘密基地感も楽しかったです。

茶寮カネエイ お茶とお菓子セット「雪国紅茶」880円。紅茶の右側にある黄色い粒は新潟の郷土菓子ゆかり。あられに砂糖がからめてある金平糖のような見た目をしています。これを紅茶に入れてお砂糖のようにして使うのだそうです。美味しかった。
笹団子(新潟市)
言わずと知れた新潟を代表するお菓子・笹団子。よもぎを練り込んだ草餅にあんこを包み、笹の葉で巻いたお菓子で、笹と草の香りが独特の風味があります。
茶寮や食事処で笹団子をメニューで見たことはあまりありませんが、スーパーの和菓子コーナーにはいつもあって身近なおやつ。固くなっていたら蒸すと美味しさ復活します。

画像引用:photoAC
帰る前にさっと選べる、新潟のおみやげ
サラダホープ
亀田製菓の「サラダホープ」は、塩味のきいた軽い食感のサクサクおせんべい。スーパーでもお土産屋さんでもよく目にする、新潟県内限定発売のご当地おやつ。
県外で生活している新潟出身の友人たちへのお土産で持って行くと、懐かしさもあり喜んでもらえます。
かんずり
新潟・妙高市で作られる伝統的な発酵調味料です。2026年でなんと60周年。
唐辛子を雪の上にさらして(雪さらし)、柚子・糀・塩と合わせ発酵・熟成させて丸4年じっくり時間をかけて作られています。酸味と辛み、甘味があって、コンニャクや油揚げにちょっとつけて食べるだけでも美味しい。
ワダコメ手造りかりんとう
新潟の離島・佐渡市にある「ワダコメ」で手造りされている、めっちゃ硬い!かりんとう。バクバク食べれないので満腹感あります。素朴なパッケージもまた良い。
時々スーパーでも見かけるので、新潟のスーパーで見かけたらぜひ試してほしい。めっちゃ硬いです!

越乃雪本舗大和屋(長岡市)
かつて長岡藩に菓子(越乃雪)を献上していた長岡市の老舗和菓子店「越乃雪本舗大和屋」さん。本店のカフェスペースでは越乃雪の製造過程を見ることができたり、2階のギャラリーには当時使われていた道具などの展示がされています。
甘いものが好きな方やお茶が好きな方へのお茶請けにも喜んでもらえるお菓子たちです。

これは、長岡市の火炎土器とハニワが模られた「悠かなる縄文 土偶」702円。材料にどんぐりが使われているあたり、縄文の再現度に心奪われます。
まとめ
比較的、新潟のどの地域でも食べられるものから、特定の場所に行かないと食べられないものまで集めてみました。
どれかひとつを目当てにするのも良いですが、ドライブや観光の流れの中でしっかり食べて、小腹が空いたら少しつまんで、疲れたらカフェや茶寮によって甘いものでひと休み。帰る前には、新潟のお土産もゲット。
そのときの気分で選びながら、のんびり新潟のグルメを楽しんでもらえたら嬉しいです。


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