小学3年生の子どもと、2026年1月末に舞子でスキー教室へ行ってきました。
泊まったのは車で30分くらいのところにある「あてま高原リゾート・ベルナティオ」。お食事は想像以上に美味しく、館内には子どもたちも多い印象でした。
子ども連れ同士ならではの「お互いさま」と許容できる空気感の中で、親も気を張りすぎずに過ごせた滞在の様子をまとめました。
どんなところ?
雪の壁を潜り抜け、ようやくホテルに到着。
温かいオレンジ色のライトが灯った入口では、ベルマンの方が出迎えてくれました。屋根付きの車寄せもあり、同乗者は雪が降っていても濡れずに中へ入ることができるようになっています。
駐車場内は消雪パイプがあり、除雪は道路のみ。停める位置によっては、自分で雪を掘る必要があります。翌朝の雪下ろしも同様なので、スノーブラシやスコップを持って行くと良いです。
周りの景色は、寒波だったのと雪の壁に囲まれていたので、ほとんどわかりませんでした。それでも目にするツララが本当に大きくて、気温の低さを表現してくれていました。
舞子からホテルへの道のり
舞子日帰りスキーセンターから宿泊場所「あてま高原ベルナティオ」まで、除雪はばっちり。
ただ道幅は狭く、峠なのでくねくね。雪道の運転に慣れていないとなかなか怖い道のりです。そして気温が低いので雪がワイパーにへばり付いていき恐怖を感じる瞬間もありました。これは、ジャケットを脱ぎ、車内をちゃんと温かくして走ることで改善しました。
越後湯沢駅と十日町駅からホテルへのシャトルバスがあるので、天候次第ではそちらを選ぶのも安心だと思います。公式サイト アクセスページ
お部屋で過ごす時間
3人で泊まるには十分なゆったりツインルーム。小学3年の子どもは添い寝を卒業。ベッド2台+ソファベッドが用意されていました。

南魚沼や十日町の民家も勝手に屋根の雪が落ちる設計の家が多くありました。多分、ベルナティオもそうなっているのではないかな。
夜になると、屋根から落ちる雪の重厚感あるどどどどどーっという音が時々聞こえていました。最初は少し驚きましたが、雪国ならではの体験とも言えそう。

窓は厚く、冷気を感じなかったので、窓側で寝ていても寒さは気になりませんでした。
子どもの声もお互いさま
子育て支援に力を入れているホテルでもあり、赤ちゃんや小さな子ども連れの方たちも多かったです。
館内にはキッズルームや子どもが自分で選べる幼児用アメニティルームもあり、子どもが楽しめる工夫がされています。お部屋の扉にも動物のステッカーが貼られてかわいくデコレーションされていました。
なので、食事もお風呂も館内も、子育て世代同士の「おたがいさま」と寛容し合える一方で、静かに大人の時間を過ごしたい方には向かないと感じる場面もありそう。
スキーウェアは干せる?
今回、一番の気がかりだったのは「スノースーツを干す場所はあるのかな?」という点。
乾燥室があるのは公式サイトを見てわかっていたけれど、どうやら利用できるのはレンタルしたウェア中心のよう。お部屋に干す場所があるのか、実際に行くまでそわそわしました。
▶ ラゲッジスペース

お部屋を入り、横のスライドドアを開けると、大きめのラゲッジスペースがありました。ハンガーも6本。
干したかったのは、子どものスノースーツだけだったので十分。
家族分となると、足りないかな。
もうひとつ奥の扉はユニットバスで、濡れているものを気兼ねなく干すことができました。
ただ、お部屋にあったハンガーは太目だったので、荷物になるけれど自宅からいつも使っているハンガーと洗濯ばさみを持参した方が便利かも…。冬用のジャケットをかけるのにはとても便利でした◎
▶ ドレッサー

荷物を置いた背面には大きな鏡と、アクセサリー置き。お化粧品を色々使う方もスペースが広いので満足できそう。
▶ そのほか
電気ポット、冷蔵庫、テレビとほかのホテルと同じで大差なし。空気清浄機はお部屋に入った時点で作動していました。エアコンは天井埋め込み式でしたが、温度設定も出来て快適。
テレビボードの下にある引き出しには人数分のナイトウェアが入っていました。ワッフル生地ですが柔らかくて着心地抜群。
また、引き出しかと思いきや、引き出すとデスクになるボードが出てきました。安定していてガタガタすることもなかったので、手紙やメモを書くのによさそう。子どもがお絵描きするのに使っていました。
癒されるアメニティ
アメニティでも、新潟・十日町にちなんだものを使えるのが、旅の楽しさを広げてくれると感じました。
▶オーガニック化粧品

十日町市と姉妹都市であるイタリアの街で作られているオーガニック化粧品がずらり。香りは柑橘系のような、イランイランのようなとても落ち着く大人が喜ぶ香りがしました。
自分で持ってきた基礎化粧品は使わず、ホテルのを使って過ごしました。自分のお肌や髪の毛、手から良い香りがして幸せ気分。
ローションはさらっとしたタイプなので、1度ではパリッと感があって乾燥肌には物足りない…二度塗り、三度塗り必要でした。
▶フットケアグッズ

リフレッシュシートと、ペディキュアを塗る時にしか使うことがないと思っていた足の指に挟む・トゥセパレーター。
ひんやりしたシートを疲れた箇所に貼って、足の指の間をぐ――――っと開かれると確かにすっきりした気分になりました。
▶ お水・お茶菓子

500mlペットボトルのお水と、プルプルのお餅のような和菓子、ホワイトチョコレートを挟んだクッキーのお茶菓子。
温度調節はできるとしても、加湿器のお水は夜に足すくらいお部屋は乾燥しているのでペットボトルのお水はベッドサイドに置いておけて、とても助かりました。
お食事は、想像以上!
お食事場所は客室のある本館から、渡り廊下を挟んだ別館にあるのでちょっと離れています。
温泉に入った後に館内着で食べに行けないので少し堅苦しく、着替えるのがちょっと面倒ではありましたが味は想像以上に良かったです。
▶ 夜ごはん

宿泊したときはちょうど「佐渡フェア」中。味はどれもおいしいのはもちろん、生の魚介(南蛮エビ、握り寿司のネタ)はどれも甘くて溶けました。新鮮でびっくり。
▶ 朝ごはん

ごはんひとつとっても、ミニ海鮮丼、カニと茸の出汁かけ焼きおにぎり、縁結びおにぎりと面白いネタのオンパレード。
ひとつひとつが面白くてどれも試したくなり、食べ過ぎてしまいました。
▶ キッズブッフェ(夜ごはん)

ブッフェには大人用の他にキッズコーナーもあります。
かわいい見た目のモノから、手でつかんで食べられるものなどラインナップが豊富でした。ちょっとパサパサ感は否めませんが、スタッフの方一押しのかぼちゃのポタージュは甘くてとってもおいしかったです◎
ベビーフードもあったのでこだわりの味がなければ、わざわざ持ってくる必要がありません。
こころが満足する館内
今回こちらのホテルに泊まって、アートに自然と触れられる場面が多かったことが印象的でした。
飾られている植物は本物で様々な色や形があり、展示されている絵画を歩きながら見るだけでも、美術館に来たようなとてもわくわく感があり、単調な渡り廊下も楽しかったです。
また、数は少なかったですが新潟がテーマの本を置いたライブラリーもあり、移動の合間に立ち止まって眺めたくなる仕掛けが、館内のあちこちにありました。
アート鑑賞

▶ ベルナティオ・ギャラリー
絵画の巨匠ピカソや、現代アートの村上隆さんの絵画のほか、日本を代表するアニメーションのジブリ作品、ドラゴンボール、ドラえもん、セーラームーン、名探偵コナンなどの原画やセル画が販売されていました。
QRコードを読み取って実際に買うことも出来ます。本物の原画やセル画をこんな近くで見れることもないので貴重な体験。
十日町の自然を学ぶ
▶ ポポラ
ホテルの横にある自然教室施設「ポポラ」には、別館から一度外にでて移動。

今回の目当ては「謎解き」と「工作」。工作は気に入ったものがなく、謎解きだけ。
この謎解きが、ちょっと難しい…クイズをやり慣れている人でも頭をひねるので達成感は大きかったです。

施設内には十日町の野山にいる動物のはく製や、図書館の本があったり、バードフィーダ―にやってくる野鳥が見れたりもします。
事前申し込みをすると、かんじきを足にはめて雪原を散策する「雪の森スノーシューツアー」など屋外アクティビティにも参加することができます。

本当は、このアクティビティに参加したかったのだけれど今回は時間が合わず断念。以前、ずっとやりたいと思い続けて開催されなくなったアクティビティ「メープルシロップ採取体験」のことがあるので、早めに予定を組んでやってみたいです。
ちょうど目の前に、参加するご家族がいたので「うらやましいなぁ」と眺めていたのですが雪遊びモード。ダウンジャケットにレインスーツくらいの軽装で靴はスノーシューズ。濡れはしないけど寒そう…絶対に上下スノースーツ、長靴必須だと思います!
あてま温泉
ホテルの大浴場は「あてま温泉」。茶褐色のアルカリ性単純温泉でヌルっとしています。お風呂は本館と別館にひとつずつ。
どちらも浴室には、お部屋にあったアメニティと同じシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイシャルソープが置いてありました。そのほかに、入口にはシャンプーバー、バスタオルと小タオル、基礎化粧品類も脱衣所にあるので、お部屋からは手ぶらで行くことができます。
▶ 本館2階「ふるさとの湯」
露天風呂は雪見風呂で、まさに贅沢の極み。個室のシャワーブースもあって、気になる方への細かな配慮がされていました。
▶ 別館7階「美しの湯」
今回は早朝に利用したので景色は全く見えませんでしたが、明るい時間に利用すると絶景が見られたはず。窓がとっても大きかったですが温かくて幸せでした。
▶ドライサウナ
サウナはどちらのお風呂にもありました。本館のお風呂には、露天風呂の横にサウナの外気浴用の椅子があり、別館には浴室内に休憩用の椅子が用意されていました。
雰囲気があるのは、本館2階のお風呂かな。
まとめ

初日に見つけられなかった珈琲はドレッサー下の扉の中で発見。喜びのコーヒータイムを過ごすことができました。
椅子も大きめで読書をするのにちょうどいいサイズ。ベッドにもヘッドレストがついているので、寝る直前、起きてすぐとベッドの上でも読書ができる快適環境。ふたつある枕のうち、ひとつは固めなので背中の調整もばっちりできます。
インバウンド効果なのか宿泊費がコロナ期をまたいで2倍近くなっている、新潟のスノーリゾート。新潟県民プランでちょっとお安く泊まれましたが、こんな安くていいの!というくらい満足度の高い滞在でした。


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