弾丸ボツワナ旅行記④|ボツワナ・クワイ~成田空港到まで帰国の搭乗記録

体験・レジャー

2泊7日の弾丸ボツワナ旅行は、帰国のルートも長い旅路となりました。

この記事では、ボツワナ・クワイを出発して成田空港に着くまでの移動を、時系列で紹介。

乗り継ぎ時間の過ごし方や、ボツワナのお土産、やってしまった失敗まで、実際に経験したことをまとめました。

13:00|ロッジ出発

12時ごろに午前のアクティビティを終え、お昼ごはんを食べて少し休憩。13時頃にクワイ空港へガイドさんが送ってくれました。

空港と言っても動物保護区内で建物があるわけではなく、滑走路があるだけなので、セスナ機が迎えに来てくれるまでは車で待機。

私は空港についてすぐにチップをガイドさんへ渡しましたが、これが大きな失敗。

チップは去り際がスマート

私が渡したチップが、ガイドさんの期待値より少なかったためか微妙な空気が流れてしまい…セスナ機が到着するまで本当に居たたまれない時間になってしまいました。

会話も無く、ひたすら読書。

チップはロッジの部屋で配分し、あまりの無いようにしたので手元にはもうボツワナプラがない。現金は日本円と100USドルだけ。100USドルはさすがに多すぎだろうと渡せず…飛行機に乗ってからもずっと頭から離れずせっかく楽しかった思い出がチップの渡し方ひとつでこんな気持ちになるとは…

マウン空港に到着した際、中国系の方たちが飛行機からカウンターまで荷物を運んでくれたポーターさんへ去り際にバシッ(グシャッと?)とさり気なくお礼を伝えチップを渡している姿を見て感動。

本当にスマートで、こうやって渡すのね!とすごい勉強になりました。

乗換え① ボツワナ・マウン

14時ごろにマウン空港へ到着。行きにマウン空港に着いた時はmacairからお水のサービスがありましたが、帰りは特になし。カウンターへ直接案内してもらってチケットをもらい、ササっと出国。

手荷物検査を過ぎて、出国する際にカードの記入があったのでペンは必須。パスポート情報や泊った期間などでした。質問なども無くスタンプをもらっておわり。

空港の中には小さなバーらしきお店が2店舗くらいありましたが、お酒は飲まないので無料のウォーターサーバーでお水を頂きつつ本を読みながら時間まで待機。

14時半発のフライトでしたが、予定時刻よりも30分程度遅れて、15時ごろにヨハネスブルグ空港へ出発。機内では飲み物とスナック(サンドイッチ)のサービスがありました。パンはしっとり、しかもボリュームもあって美味しかったです。

30分程度であっという間にヨハネスブルグ空港へ到着。

乗換え② ヨハネスブルグ

16時ごろに南アフリカ・ヨハネスブルグ空港へ到着。

行きの早朝時とは打って変わって、手荷物検査のゲートが長蛇の列になっていて、通るのに40分くらいかかりました。この空港を使い慣れているだろう人も驚いた様子だったので、イレギュラーだったみたい。

名産品ジャーキーを買いたい

サファリドライブのおやつで食べた、ボツワナ産のビーフジャーキーとドライパイナップル。とっても美味しかったし、ヨハネスブルグ空港でもお土産で売っていたのでぜひ買いたい!

あと、南アフリカでしか育たないという「ルイボス」の茶葉。どちらも名産品なので空港内のお店で大々的に売っていました。でも購入する前に、サクッと検索。

おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません

動物検疫所HPより引用

”ほとんど”の例外にかけてみようかとも思ったけれど、旅行中のスマホ検索では調べきれず万が一を考えてやめておきました。帰国後、もう一度よく調べてみると大丈夫そうな文言も発見。

検疫を受けなくても持ち込めるもの

以下のものは、検疫カウンターのチェックを受けなくても持ち込み可能です。

  • 製茶(密封された乾燥茶葉やティーバッグなど)
  • 焙煎済みコーヒー
  • ローストナッツ
  • ドライフルーツ(ぶどう、あんず、いちじく、すもも、なつめやし、マンゴウ、パイナップル、バナナなど)
  • 乾燥した香辛料(小売り容器に密封されたもの)
  • チーズなどの乳製品(※携帯品(手荷物や預け荷物、または別送品として持ち帰るもの)として持ち込む場合)

農林水産省HPより引用

ビーフジャーキーはやっぱりダメそうですが、ルイボスティとドライパイナップルは大丈夫そう。

結局、現地では食品は買わずに、made in botsuwanaのブレスレットをいくつかと、動物を模ったキッチン用品と小物入れを購入。刺繍や陶器もあり、細かくてとてもキレイでしたがそれらはやっぱり高価でした。

会えなかったので、サイのブレスレットにしました。

キリンのキッチンツール。帰宅後、使う前にやすりで滑らかに整えてから使っています。赤い塗料が初めて洗った時に色落ちしましたが、何回か洗ううちに落ちなくなりました。(このまま模様が亡くなるのではとそわそわしました)

購入したものはどれも大活躍しています。精巧な感じがなくどこかゴツゴツしてバランスが悪いのに耐えられている感じがとっても愛おしい。

長蛇の列だった保安検査とお土産選びで、3時間半のトランジットはあっという間に過ぎていったのでラウンジは利用せず、残りの時間は搭乗ロビーで本を読みながら待機。

乗換え③シンガポール

搭乗時間間際になって、空港の方が搭乗券をチェックして回り、スマホに表示する2次元コード(QRコード)は使えず紙のチケットが必要だと言われて、発券をするために整列。

搭乗時間からは遅れて飛行機に乗れることになりましたが、フライト時間にはしっかり間に合い、シンガポール航空の「時間通りに飛び立つんだ!」という強い意志を感じました。

午後7時50分、ヨハネスブルグ空港ーチャンギ空港は、約12時間のフライト。リラックスしていつも通り睡眠時間8時間を目指して、コンタクトを外し、洗顔もしてから飛行機へ乗り込みます。

SQ航空の機内エンタメ

シンガポール航空(SQ)の機内エンターテイメントは、ゲーム、ドラマ・映画、音楽とあり、それぞれにジャンルも細かくて豊富。だれでもどれか興味を持つものが一つはあるのではないかと思うくらいの充実っぷりでした。

  • 映画
    日本では上映中の最新作や上映していないような英語圏以外の作品など、とにかく色々な国の映画がありました。映画好きには嬉しいラインナップ。
  • テレビドラマ、ショー
    スポーツチャンネルから、数年前にDlifeで放送していた「NCIS」や「クリミナルマインド」などシリーズドラマの続編など。
  • オーディオ
    ポップミュージックの他にも、クラシック、シンガポールの人気ソング集、伝統音楽、ヒーリング音楽など。
  • ゲーム
    リモコンを使ってテトリスのようなゲームを遊んでいる人が居ました。

行きの便では日本語対応している映画やドラマが多少ありましたが、帰りの便では日本語対応は字幕も含めて目につきませんでした。

座席にはブランケットの他に枕があり、それがぺちゃんこなのにふかふかで不思議な枕。抱いて良し、枕にして良しで快適◎ぐっすり眠れました。

約12時間のトランジット

機内ではエンタメを楽しみつつ食べて、寝て、食べて、お昼の12時頃にシンガポール・チャンギ空港へ到着。

日本へ着くのが早朝、深夜にならず、東京観光もして帰れる便を探すと、シンガポールでの滞在時間が長くなるチケットか、ボツワナを朝早くに出発する便しかありませんでした。「のんびり」がテーマの旅なので、早朝便はなし。

シンガポールで長い滞在時間を楽しむ方法を模索することに。ラウンジを利用するにも時間制限があるし、どうせなら観光もしたいなぁーとオプションサイトで検索をしてみるも、送迎くらいで観光案内はしてもらえないものばかり。

「シンガポール空港 トランジット」で検索をしたら、”フリーシンガポールツアー”なる存在を発見。どうやら、乗り継ぎの人限定で無料の観光ツアーが開催されているらしい。

フリーシンガポールツアー

シンガポールでの乗り継ぎ時間を最大限に活用して、思い出に残る「フリーシンガポールツアー」

乗り継ぎ時間が5時間30分以上24時間以内のお客様は、所要時間2時間30分の魅力的なバスツアーを4種類の中からお選びいただけます。これらのツアーは、シンガポール航空とチャンギ・エアポート・グループの共同企画で、英語で実施されます。

シンガポールエアラインHPより引用

え… 素敵。そしてこちらのツアー、2ヵ月前からネット予約が可能◎

わたしは予約時間に間に合わなかったら…とそわそわしてしまうので、自分のストレス耐性と相談した結果、予約なしで行き、当日申し込みにしました。トランジット12時間あるしきっとどれかには参加できるだろうと。

飛行機を降りたら、すたたたたーっと、フリーツアーカウンターを目指して早歩き。スカイトレインの目の前でカウンターを発見!タイミングが良かったのか誰も並んでおらずサクッとエントリーできました。

シンガポールフリーツアー体験レビューはこちら

そのあと、どんどん混んでいったので存在を知っている人は多いのかも。やっぱり早歩きして大正解。

ツアーから帰還してジュエルなどを周り、飛行機のゲートの場所を確認してから、午後8時から11時ごろまで「アンバサダートランジットラウンジ」で休憩。シャワーも浴びることが出来て大満足です◎

ただ激込みだったのと、行儀の良い人があまりいなくて、気持ち的にあまりゆっくりはできませんでしたが、スタッフの方はとても親切で、シャワーブースも清潔でした。

午前8:00|成田空港到着

深夜23時55分にチャンギ空港を出発。シンガポールから日本への飛行機は半分以上は日本人だった印象。シンガポールの空港内では沢山日本語が聞こえてくるし、もうすでに気分は日本。

日本へ着いたら観光する予定だったので、機内では朝に備えてお食事は頂かずに速攻で寝ました。4時間ぐらいで目が覚めて、2回目のお食事をしっかり頂き日本へ着陸。

荷物はバックパック(リュックサック)ひとつだけだったので、飛行機を降りたら税関へ直行。お土産に食品がなかったのでスーっと入国完了。お手洗いで整えて、電車に乗って都内へ!

大きな荷物を空港から送ろうかとも思ったのですが、楽天プレミアムカードの「手荷物宅配サービス」が加入半年以降に使える特典でわずかに日数が届かず…荷物と一緒に帰りました。

まとめ

ボツワナと日本の旅は移動だけでも1日がかり。10年ぶりの海外旅行は戸惑う場面もありましたが、たくさん学ぶ事も出来ました。

・チップは「去り際」に渡すとスマート

・航空券(eチケット)は、英語表記の紙も持って行くと安心

・混むタイミングは運次第。空港へ2時間前到着はやっぱり正解

・検疫のOK/NGを事前に知っておくと、お土産選びに迷わない

デジタル化で手続きの時間が少なくなり、入国/出国がサラッとできる場合も多いですが、何があるのか分からないので、空港には時間の余裕を持って行くのが正解だと再認識。

あと、モバイルバッテリーや空港、飛行機内での充電速度の遅さよ!電池が無くなったことのリスクを考えて搭乗券の表示以外は、ほとんどスマホは触らずに過ごしていました。

スマホにも日程表やバウチャーのデータは入れていましたが、上記の理由で、アナログの強さを実感。アフリカに入ってからは印刷したバウチャーやメモがとにかく大活躍◎

今回は、シンガポールで特に長いトランジット時間があったおかげで、シンガポールのフリーツアーの存在を知ることが出来て、移動そのものを楽しむこともできました。本も3冊読めて、満足度の高い旅となりました。

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