冬の新潟の雪道運転は大丈夫?雪国在住10年以上の私が伝えたいドライブ注意点 | Nonko blog

冬の新潟、雪道運転は大丈夫?雪国在住10年以上の私が伝えたいドライブ注意点

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冬の新潟に旅行を考えていて、雪道の運転が不安という気持ち、よくわかります。

私自身、今でも雪が降ると運転が本当に怖い。ブレーキを踏んているのにタイヤがツーっと滑る感覚、交差点の雪山で対向車が見えない焦り、ホワイトアウトで路肩に突っ込んだこともあります。

でも雪国に住んで10年以上、今思うのは「知らないから怖い」ということ。何が起きるか、起きた時にどうしたらいいのかを知っていれば、対処できます。

この記事では、実際に経験してきたことをもとに、雪道を初めて走る人が「最初に知っておくべきこと」を整理しました。

知っておきたい、エリア別「雪の差」

新潟の冬のドライブ、ひとつ大事な前提があります。

それは「新潟=豪雪」というイメージは、半分正解で半分ちがうということ。

新潟は縦に長く、エリアによって積雪の量に大きく差があります。新潟市(下越)は雪が降らない日も多く、積もっても数十センチ程度の年が多い。一方、南魚沼や湯沢(中越)は1mを超えることも珍しくなく、妙高や糸魚川方面(上越)はさらに積雪が多いです。

「雪に囲まれた景色が見たい」と計画している人ほど、雪の多いエリアを目指すことになります。つまり、雪道への備えが必要になる人ほど、しっかり準備しておく必要がある。

どのエリアへ行くかによって、準備のレベルが変わります。それをまず決めてから、装備を考える順番が正しいと思っています。

出発前、必ず確認すること

新潟の冬に運転するときの準備は何よりの安心材料です。

▶ スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)

これは、やっておかないと走れません。

夏タイヤで凍った道路を走ると、ブレーキを踏んでもほとんど止まれずとても危険。

▶ スノーブラシ(雪落とし)

上越・中越エリアでは、必須アイテム。一晩、場合によっては用事を済ませて車に戻ると雪がこんもりと積もっていることも少なくありません。

また、屋根に雪を乗せたまま走るのも危険。走行中にフロントガラスへなだれ落ちてくることもあるので、出発前に屋根の雪落としは必須です。

▶ ワイパー

私も最初は気にしていませんでしたが、大雪の時には特に視界が悪い中でワイパーの筋が残ると全然見えなくて、怖い思いをしたことがあります。

▶ウォッシャー液

雪の日以外でも道路に散布された融雪剤が水しぶきに混ざり、フロントガラスやリアガラスを白く曇らせ、とても汚れます。ウォッシャー液が切れていると、汚れを拭きとれずに視界が確保できなくて危険。

ガソリンスタンドで給油する場所にサービスでウォッシャー液が置いている場所もあるので、出発前に満タンにしておきます。

雪道運転、より安全に走るコツ

雪道をこわがりすぎる必要はないけれど、夏と同じ感覚で走ると危ないです。

一番大切なのは「速度と車間距離」です。

路面が凍っていると、ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が長くなる、自動車学校で教わったまんまです。だから停車させるときには、早めに優しくブレーキを踏み始める、前の車との間を十分に取る、この二つだけでも意識しておけばかなり変わります。

走行中の速度は「いつもの7割」を目安にしています。曲がる時は交差点に差しかかる前に、しっかり減速。急ブレーキ、急ハンドル、急アクセル、この「急のつく動作」がスリップを招く原因になります。

車がツーっと滑ったとき焦って急ハンドルを切ると、かえってコントロールを失います。滑ったと感じたら、難しいけれど取り敢えず「落ち着く」。そして、ハンドルを大きく動かさず、アクセルをゆっくり戻す。

スリップ時の対処をもう少し詳しく知りたい方は、こちらが参考になります。
レンタカーで雪道でスリップしたら?対処法や予防策(ホンダレンタカーサイトより)

雪道でよくあるトラブル

雪道の基本に加えて、新潟で実際に走っていて「え、怖い…」と感じる注意するポイントがいくつかあります。

▶ 除雪の雪山が積み上がる交差点

雪が降った次の日からは、除雪された雪が山になって積み上がり始めます。数日続くと、人よりも高くなり、交差点や駐車場から道路に合流する場所などは特に危険。直前まで横から来る車が見えないことがあります。

見通しの悪い交差点では特に、一時停止するくらいまでスピードを落として確認してから合流します。

▶ 橋の上と日陰は凍っている

昼間に溶けた雪が夜間や早朝に再び凍ります。橋の上や日が当たらない場所は特にツルツル。見た目でも分かりますが、一見大丈夫そうなところでも凍っていることがあるので厄介です。

タイヤの跡に凍っている場所はハンドルが持って行かれやすく、特に注意が必要です。

▶ ホワイトアウト

強風の日には視界が白く消えることがあります。前方が全く見えなくなるため、走り方の問題ではなく、走るか/走らないかの判断が重要。

両側田んぼの開けた場所は特に注意。田んぼに積もった雪も舞い上がって一瞬で真っ白になります。霧のようにずっと靄(もや)の中にいるという感じではなく、視界が一気になくなり、すぐに開けていきます。

私はホワイトアウトでタイヤを雪に取られ、路肩の雪山に突っ込みました。ブレーキを踏んで車もへこまずに済みましたが、ハンドルが利かなかった体験はすごく怖かったです。遠回りでもいいからできるだけ壁のある道を通ろうと決意しました。

吹雪の日に屋内でどう過ごすか、実際の体験はこちらにまとめています。
冬の南魚沼観光|悪天候の日に舞子スノーリゾート周辺で過ごした5時間

道路状況をチェック

冬に運転するときの準備で最も大切なのは「当日の路面と天候を知ること」だと、思っています。

いくら準備が整っていても、暴風雪の日に走るのは別の話。天気と道路情報を出発前に確認する習慣をつけるだけで、運転の安心感はずいぶん変わります。

道路情報は高速道路であれば、ドラぷら(東日本E-NEXCOサイト)で確認することができます。下道のライブカメラを確認したいときはケーブルテレビNCVのチャンネルや、「にいがたLIVEカメラ」(新潟県ICT推進協議会サイトより)を利用しています。

実際に行くところの情報をライブカメラで見ることができるので、除雪具合や道路状況を確認することでイメージがしやすくなるのでおすすめ。

旅行中は「予定通りに全部回る」より、その日の状況を見て柔軟に動く方が結果的に満足度が高くなります。吹雪なら温泉やホテルから出ずにゆっくり過ごす、晴れたら海へ、など切り替えができるようにひとつだけに絞り過ぎないことも、冬旅設計では大切。

悪天候時の過ごし方については、別記事でまとめる予定です。
▶ 悪天候対策まとめ(準備中)

立ち寄りやすい足湯スポットもまとめています。天気が悪い日の短時間の気分転換にも。
冬の新潟観光におすすめの足湯スポット

「車なし」という選択肢

これまで書いておいて逆のことを言うのですが、雪道運転に本当に自信がない場合は、無理をしない方が良いです。

湯沢エリアなら、東京から新幹線で1時間半。駅によってはホテルや旅館までシャトルバス(送迎バス)が出ているところも多いです。車なしでも十分に雪国の旅が成立するエリア。

「雪景色を見たいけれど、運転は怖い」という人にとって、運転の不安を抱えたまま走るより、ゆったり新幹線で向かって現地を楽しんだ方が旅のクオリティは上がります。それに天気が良かったら、タクシー会社が観光地を案内してくれる、観光タクシーサービスの利用も検討できそうです。

南魚沼・湯沢エリアの具体的なドライブプランはこちらにまとめています。
冬の南魚沼市を巡る1日ドライブプラン ~温泉・喫茶・ランチ・お寺~

まとめ

雪道は、知らないと怖い。

知っていれば、対処できる。

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)を確認して、速度と車間距離には余裕を持つ。そして天気や道路状況をライブカメラで確認する。それだけで、雪道の不安はかなり和らぎます。

雪を見ながら入る、ぽかぽかの温泉はより気持ちいい。

準備を整え、備えておけば、雪が最高の旅の一部になります。

冬の新潟旅行を計画している方は、服装や観光スポット、モデルコースをまとめたこちらの記事も参考にしてみてください。

冬の新潟観光おすすめスポット|スキーなしでも楽しめる温泉・海鮮・雪景色
冬の新潟観光おすすめ完全ガイド|エリア別スポット・雪対策・モデルコースまとめ

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