冬の新潟には日本海の美味しい海鮮、雪見露天風呂、歴史のある神社めぐり、白鳥が飛来する湖や雪原散策など、寒い季節だからこそ楽しめる体験もたくさん。ガイドブックの定番ランキングとは別に、新潟にUターン帰郷した私が独断と偏見で選んだ「冬の新潟、ここを楽しんでほしい」ものをピックアップしました。
この記事では、スノースポーツをしない人でも、冬の新潟を楽しめるスポットやグルメを紹介しています。
新潟の冬グルメ
日本海に面している新潟に来たら食べてほしいのが「海の幸」。新鮮な魚介は甘くて、トロッとして、そして溶けるような舌ざわりで絶品です。
あんこう|荒波の冬名物
- 📅 旬:12月〜3月
- 👥 混雑度:★☆☆☆☆
- 👶 子連れ:◎ファミリー向け企画あり
日本海の荒波で育ったあんこうは、糸魚川の冬を代表する魚。古くから地元の人に親しまれていて、肝が肥大する旬の12~3月には上越・糸魚川で「荒波あんこうフェア」が開催されています。(糸魚川荒波あんこうフェア公式サイト)
道の駅 漢学の里しただで、佐渡産「あんこうのつるし切り」を見てきた時の様子です。

深海で暮らすあんこうはぷるっぷるで、思った以上に大きいことに驚きました。あんこうのシンボル、おでこから伸びるピロリとしたひも状のものもちゃんとついていました。
ニッチな道の駅で人が大勢居なかったこともあり、近くでまじまじと観察することができたのがよかったです。

解体ショーのあとは、スープでいただきました。クセがなく淡泊でさっぱりしたお味で美味。
カニ|旨味あふれる海の幸
寺泊魚市場にある「市場通りきんぱち」の店先で買えるカニ汁。1杯100円ととてもリーズナブル。寒い日にいただく味噌汁仕立てのスープが体を内側からぽかぽかにしてくれます。
- 📅 旬:11月〜2月
- 👥 混雑度:★★★★☆
- 👶 子連れ:人が多いのでベビーカーは難しい。抱っこが無難です。

カニの出汁が効いていて、わかめとカニだけのシンプルスープなのにすっごく風味がよくて美味しい!支払いは現金のみ。
市場通りで浜焼きの食べ歩きはできますが、ベンチで座って食べたり、端っこで立ち止まって食べる、買ったお店のごみ箱に捨てるのが暗黙のルール。
南蛮エビ|至福の甘さ
- 📅 旬:11月〜2月(水温が下がる冬がベスト)
- 👥 混雑度:★☆☆☆☆
- 👶 子連れ:お刺身・寿司で子どもも食べやすい

新潟の冬グルメといえば「南蛮エビ」も外せません。一般的に「甘エビ」と呼ばれる赤いエビのこと。トロッとした舌ざわりで、甘い!冬は身が締まって旨味が増してます。そして心なしか大きい気がします。
圧倒的にお刺身がおすすめ。新潟県内だとスーパー含め色々な場所で買うことができる、お馴染みグルメです。
雪見温泉

新潟は全国でも温泉地の数が多く、全30の市町村で温泉が出ている温泉大国。雪景色を眺めながら浸かれる露天風呂は冬に入る温泉の醍醐味です。
温泉まで車で向かう方は、こちらの記事で雪道運転のコツも紹介しています。
▶ 冬の新潟の雪道運転のコツ
ハツカ温泉|スキー帰りの湯
- 👥 混雑度:★★☆☆☆
- 👶 子連れ:ベビーチェアなどはありませんでしたが、ある程度大きくなっていれば問題なし。
日帰り利用はお昼前からのところが多いですが、こちらのお宿は朝から日帰り温泉に入ることができました。外風呂には温泉のほかにも薬草湯、塩サウナがあり個性的でした。石打ユングパルナス公式サイトでクーポンゲットできます。
- 泉質:ナトリウム塩化物温泉
- 新潟県南魚沼市石打字土堂946
- 営業時間
5:30~23:00(最終入館22:00)
注意:朝8時~10時は清掃時間のため、利用不可 - 料金(現金のみ)
大人1,000円 小学生300円 貸しタオル200円
ドライブしたときの様子です。
悪天候の日、子どもがスキー教室に参加している間の過ごし方も、舞子周辺で実際に体験してみました。
▶ 舞子スノーリゾート周辺の悪天候プラン
櫻井郷温泉|弥彦・日帰り湯
- 👥 混雑度:★★★★★
- 👶 子連れ:子供も多いので気兼ねなく入れます。
大人気でいつも人が多いですが広いので、ぎゅうぎゅうではなく程よい距離感を持って入っていられます。外風呂に入っていると小鳥の姿が見れたり、心地よいクラシックのBGMが流れていて穏やかな時間の流れを感じられてくつろげるのも魅力。
- 泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉
- 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦大字麓1970
公式サイト:櫻井郷温泉弥彦 さくらの湯 - 営業時間(不定休)
10:00~21:00(最終入館 20:15まで) - 料金(クレカO.K.)
大人1,150円 小学生650円 館内着・タオル付
寺泊きんぱちの湯|海の温泉
- 👥 混雑度:★★★☆☆
- 👶 子連れ:ベビーチェアなどはありませんでしたが、ある程度大きくなっていれば問題なし。
目の前に日本海を見ながらお湯に浸かれる、絶景露天風呂。佐渡海洋深層水原水100%を使っている温泉で、心なしかしょっぱいけどベトベトせず、湯上りもお肌がさらさらしていました。
- 泉質:弱アルカリ性泉質
- 新潟県長岡市寺泊松沢町9353-621
公式サイト:寺泊きんぱちの湯 - 営業時間
10:00~21:00(最終受付20:30) - 料金(現金またはPaypay)
平日:大人900円 小学生400円 貸タオル200円
きんぱちの湯と合わせて巡れる、寺泊エリアの観光モデルコースはこちらで紹介しています。
▶ 冬の寺泊観光モデルコース
足湯|気軽に寄れる温泉
「ゆっくり温泉を楽しむには時間がない」「観光の合間に少しだけ温まりたい」というときは、足湯もおすすめ。冬季でも利用できる足湯のリストを作成しました。
神社参拝

今回は新潟でおすすめの神社の中から、冬でも安心して参拝できるように「除雪がされている神社」かつ「ちょっと面白い神社」を紹介。
彌彦神社|杉並木の越後一宮
- 📅 冬の行事
12月31日 大祓式、古神札焚上祭、除夜祭
1月1日 歳旦祭
1月1日~3日 夜宴神事
1月7日 弓始神事 - 👥 混雑度:★★★★☆
- 👶 子連れ:子連れの方も沢山います。ベビーカーはやめた方が良さそう。

霊峰・弥彦山の麓に鎮座する彌彦神社は、2,400年の歴史を誇る新潟を代表する格式高い神社。参拝作法は「二礼四拍手一礼」。天照大御神(アマテラスオオミカミ)のひ孫にあたる伊夜日子大神(イヤヒコオオカミ)が御祭神です。
境内には神さまが渡る橋「玉の橋」や「鹿苑」「日本鶏舎」など神話に出てくるものがあるなど、厳格な感じが伝わってきます。
- 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
公式サイト 越後一宮 彌彦神社 - 授与所 8:30~16:00
- 宝物殿 9時~16時
大人300円 高校・大学生200円 小・中学生100円
休み:月よう、冬季(1・2月)
五泉八幡宮|銭洗弁財天の社
戦国時代に五泉城があった場所に建つ神社。40柱以上の神さまが祀られ、厄除けや開運、縁結びなど幅広いご利益があるとされています。
- 👥 混雑度:★☆☆☆☆
- 👶 子連れ:境内コンパクトで歩きやすい。境内は砂利なのでベビーカーは避けた方が無難。

本殿の裏側に行くと学問の神さま・菅原道真公を祀られた天満宮があり、使い終えた鉛筆を奉納できる箱があります。さらに、新潟では珍しい銭洗い所もあったり、学業運と金運の両方を願える神社です。
- 五泉市宮町5-46
参考サイト 五泉市観光ナビ - ご祭神
誉田和気命(ホンダワケノミコト)
気長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト)
湍津姫命(タギツヒメノミコト)
市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)など
白鳥観察
- 📅 飛来:10月〜3月上旬ごろ
- 👥 早朝(日の出~8時まえ)または、夕方
- 👶 子連れ:静かに過ごせる子なら楽しめそう

シベリアから越冬するためにやってきた白鳥たちのベッドタウン。昼間は田んぼなどで食事をする姿を見ることができます。近くで聴く声は思ったより大きく、みんなで列になって飛び立つ姿は迫力があります。
▶ ラムサール条約登録湿地
雪原さんぽ
- 📅 1月〜3月
- 👥 混雑度 ★★★★☆
予約制のガイドツアー - 👶 体力的にも小学生からが良さそう

雪が積もった雪原を歩くのは、スノースポーツをしない人でも楽しめるウィンターアクティビティ。ガイドさんと一緒に自然動物の足跡を探したり、冬の自然について学ぶ楽しさも味わえます。
▶ 雪散歩2026 ~大地と人が築いた眺め~
- 主催 津南町観光協会
- 参加費 4000円/人
- 目安時間 2時間半
▶ 冬の里山散歩
- 主催:国営越後丘陵公園
5歳以上~参加可能 - 参加費:無料+駐車場代
- 目安時間:3時間
▶ 雪の森スノーシューツアー
- 主催:あてま森と水辺の教室ポポラ
- 参加費:2000円/人
- 目安時間:90分
雪まつり
冬の新潟といえば「雪まつり」も外せない存在。十日町や津南で開催される大規模なまつりは、雪国らしい幻想的な景色が魅力です。

ただ、わたし自身は人混みが少し苦手なので未だ行けず…「いつか混雑を避けるコツが分かったら行ってみたい」と気になっているまつりたちなので、ここでは情報として紹介します。
十日町雪まつり|雪像の祭典
📅 2月中旬・3日間
⌚ 日によって異なるが、だいたい10~15時ごろ
雪像コンテストや雪上ステージ、屋台、子供向けのイベントも多い。町全体が舞台になっていて周遊バス(乗り放題500円程度)なども運行されています。県外からのツアーが組まれるなど新潟を代表する雪まつり。
公式サイト:十日町雪まつり
つなん雪まつり|光のイベント
📅 3月中旬・1日
⌚ 11時ごろスタート
約2,000個のスカイランタンを上げる人気の雪まつりで、会場はニュー・グリーンピア津南と大割野特設会場の2か所。いろんな雪を使ったアクティビティ体験が楽しめます。ランタン打ち上げや駐車場、シャトルバスは完全チケット予約制(13,000~20,000円程度)。
公式サイト:津南雪まつり実行委員会
百八灯|江戸時代から続く火祭
📅 3月初午の前夜(2026年は3月1日)
⌚ 19時スタート
作神様に豊年満作を祈願する、伝統色豊かな折立温泉の冬のおまつり。ふもとの社から山頂まで配置された108本の藁火が白銀の景色に描き出す神秘的な「光の道」が見どころで、雪遊びイベントとは一味違う厳かな美しさを体感できます。
公式サイト:魚沼市観光協会
エリア別の特徴

新潟県は上越・中越・下越と縦に長い形をしています。東京から上越新幹線で来ると新潟で最初に停まる駅「越後湯沢」は中越地域で、それからは下越・新潟方面に向かいます。なので東京から上越地域に新幹線で行くときには、北陸新幹線を利用します。
上越|雪と歴史の高田・直江津
日本海と山に囲まれた上越エリア。冬ならではの雪景色と温泉、歴史ある城下町の風情を楽しめる地域です。豪雪地帯ならではの静かな白銀の世界が広がり、スキーや温泉旅行にも人気があります。海の幸も豊富で、寒い季節には脂ののった海鮮グルメも魅力。ゆったりとした時間を過ごしたい人にぴったりのエリアです。
▶ 新幹線の停車駅:上越妙高駅、糸魚川駅
中越|豪雪とスキーの長岡・湯沢
中越エリアは、雪国ならではの暮らしや文化を感じられる地域です。長岡や魚沼を中心に、美しい雪景色、温泉、日本酒、郷土料理など冬の新潟らしい魅力がぎゅっと詰まっています。特に魚沼産コシヒカリで知られる米どころならではの食の豊かさは格別。雪見露天風呂や温泉街散策など、冬旅を満喫したい人におすすめです。
▶ 新幹線の停車駅:越後湯沢駅、浦佐駅、長岡駅
下越|海鮮と温泉の新潟市周辺
新潟市を中心とする下越エリアは、アクセスの良さと観光のしやすさが魅力です。日本海の冬景色や港町ならではのグルメ、歴史ある街並みを気軽に楽しめます。雪深い山間部とは異なり、比較的移動しやすいため、初めての冬の新潟旅行にもおすすめ。カフェ巡りや市場散策、温泉などをゆったり楽しめるエリアです。
▶ 新幹線の停車駅:燕三条駅、新潟駅
まとめ
「冬の新潟でできること」と聞くと、雪と一緒にスキーやスノーボードを思い浮かべる方も多いかもしれません。でも新潟の冬には、海鮮グルメや雪見温泉、神社めぐり、白鳥観察など、雪の中だからこそ楽しめる魅力がたくさん。
新潟県は縦に長く、エリアによって雪の量や楽しみ方もさまざま。どんな旅をしたいかによって、おすすめの場所も変わってくるので、「雪景色を見たい」「温泉でのんびりしたい」「美味しい海鮮を食べたい」冬の新潟旅を計画するときの参考になれば嬉しいです。
一方で、「雪道は大丈夫?」「どんな服装で行けばいい?」と不安に感じる方も多いはず。そんな方のために、雪道運転のポイントや服装、エリアごとの特徴、モデルコースをまとめた記事も作りました。
冬の新潟旅を計画するときの参考になったら嬉しいです。






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