冬の新潟でスノースポーツ以外に楽しめる観光スポットを、「食・湯・神・自然」の4つの視点から紹介します。
日本海の絶品海鮮、雪見露天風呂、歴史ある神社めぐり、白鳥が舞う湖や雪原散策など、寒い季節だからこそ出会える体験がたくさんあります。
スノースポーツをしない人でも、冬の新潟らしさを存分に味わえるスポット を厳選しました。
エリアを決める
新潟は縦に長い県です。だから「どこにいくか」で体験が全く変わるのが面白い。
- 上越:海
- 中越:雪景色と温泉
- 下越:神社と白鳥観察
まずは「何をしたいか」を決めることでエリアを定めることができます。
冬の海は「ごちそう」
日本海に面している新潟に来たら食べてほしいのが、新鮮な海の幸。新鮮な魚介は甘くて、トロッとして、そして溶けるような舌ざわりで絶品です。
糸魚川のあんこう

深海で暮らすあんこうは、ぷっぷる。そして、生で見ると思った以上に大きいことに驚きます。あんこうのシンボル、おでこから伸びるピロリとしたひも状のものもついていました。

解体ショーのあとは、スープでいただきました。淡泊でさっぱりした味です。クセがなくてとても食べやすかったです。
日本海の荒波で育ったあんこうは、糸魚川の冬を代表する魚。古くから地元の人に親しまれていて、肝が肥大する旬の12~3月には上越・糸魚川で「荒波あんこうフェア」が開催されています。
▶ 糸魚川荒波あんこうフェア公式サイト
特に10kg以上の大物アンコウは絶品!
寺泊のカニ汁

二つ目は、寺泊魚市場にある「市場通りきんぱち」の店先で買えるカニ汁。
カニの出汁が効いていて、わかめとカニだけのシンプルスープなのにすっごく風味がよくて美味しい!支払いは現金のみなので注意です。
雪は「見るもの」
新潟は全国でも温泉地の数が多く、全30の市町村で温泉が出ている温泉大国。雪景色を眺めながら浸かれる露天風呂は冬に入る温泉の醍醐味です。
ハツカ温泉 石打ユングパルナス

周りにはスキー場が多く、湯沢ICと塩沢石打ICの間ぐらいにあるリゾートマンションに囲まれた場所にあります。目の前に広がる雪山を屋根付きの露天風呂で浸かって見る景色は絶景で風情もたっぷり。
外風呂には、露天風呂の他に山で採取した薬草湯、打たせ湯、塩サウナなどバラエティ豊かで、内風呂は広々したお風呂が一つ。ゆったりと過ごすことが出来ました。
| 泉質 | ナトリウム塩化物温泉 |
| 所在地 | 新潟県南魚沼市石打字土堂946 |
| 営業時間 | 5:30~23:00(最終入館22:00) 注意:朝8時~10時は清掃時間のため、利用不可 |
| 料金 | 大人1,000円 小学生300円 貸しタオル200円 ★クーポンあり 現金のみ |
| 公式サイト | ハツカ温泉 石打ユングパルナス |
櫻井郷温泉弥彦 さくらの湯
弥彦山を望む、源泉かけ流しの温泉。とても人気でいつ行っても賑わっています。
内風呂にはハーブ湯や腰掛湯、外風呂は露天風呂の他に立湯や寝湯があり、小鳥も訪れる穏やかな空間。心地よいクラシックのBGMが流れていて、リラックスできる温泉施設です。
タオルと館内着の貸し出しがあり、入浴後はお休み処で横になったり、ゆったりとくつろげるのも魅力。
| 泉質 | 硫黄泉 ナトリウム・カルシウム塩化物泉 |
| 所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦大字麓1970 |
| 営業時間 | 10:00~21:00(最終入館 20:15まで) ★不定休 |
| 料金 | おとな 1,150円(平日17時以降 700円:館内着なし) 小学生 650円(平日17時以降 450円:館内着なし) ※バスタオル・タオル・館内着含む 岩盤浴 500円(専用着・バスタオル) クレジットカード払いO.K. |
| 公式サイト | 櫻井郷温泉弥彦 さくらの湯 |
寺泊きんぱちの湯
荒波が立つ日本海を目の前に望む絶景露天風呂の立地と、日本海の海洋深層水100%を使っている温泉が魅力。心なしかしょっぱいけどベトベトせず、湯上りもお肌がさらさらしていました。
サウナは、60℃くらいの低温サウナと通常の熱々サウナ、2種類。
| 泉質 | 弱アルカリ泉質 |
| 所在地 | 新潟県長岡市寺泊松沢町9353-621 (寺泊水族館隣) |
| 営業時間 | 10:00~21:00(最終受付20:30) |
| 料金 | 平日 おとな900円 3歳~小学生400円 土・日・祝日 +100円 17時以降 -200円 貸しタオル 200円 現金またはPayPayのみ |
| 公式サイト | 寺泊きんぱちの湯 |
神社で「静かな対話」

新潟には古くから信仰を集め、多くのご利益があるとされる神社が点在。
開運や厄除け、学業成就、商売繁盛など、願いに応じた神社を訪れれば、心を整え、新たな一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
今回はおすすめの神社の中から、冬でも安心して参拝できるよう、除雪が行われている神社を厳選しました。
越後一宮 彌彦神社

霊峰・弥彦山の麓に鎮座する彌彦神社は、2,400年の歴史を誇る新潟を代表する格式高い神社で、参拝作法は「二礼四拍手一礼」。
御祭神は天照大御神(アマテラスオオミカミ)のひ孫にあたる伊夜日子大神(イヤヒコオオカミ)で、越後国(新潟)の開拓を導いた神として広く信仰されています。
境内には「神さまの渡る橋」とされる神秘的な橋があり、特別な神聖さを感じます。
| 名称 | 越後一宮 彌彦神社 |
| ご祭神 | 夜日子大神(イヤヒコオオカミ) |
| 所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2 |
| 授与所 | 8:30~16:00 |
| 宝物殿 | 拝観時間:9時~16時 休み:月曜(休日の場合は翌日)、1・2月中) 大人300円 高校・大学生200円 小・中学生100円 |
| 公式サイト | 越後一宮 彌彦神社 |
五泉八幡宮

五泉八幡宮は、戦国時代に五泉城があった場所に建てられ、地域の歴史と深く結びついた神社です。
ここには40以上の神さまが祀られ、厄除けや開運、商売繁盛、交通安全、縁結び、家庭円満などのご利益があるとされています。また、学問の神さまとして知られる菅原道真公も祀られており、合格祈願や学業成就を願う人々が訪れます。
手水舎の水は龍の口から始まり、白巳(蛇)の口を通って「銭洗い所」や弁財天様の神池へ流れ、ここで「種銭」や「福銭」を洗うことで財運が向上すると信じられています。
調べた中では今のところ新潟で唯一、銭洗のできる場所。
| 名称 | 五泉八幡宮 |
| ご祭神 | 誉田和気命(ホンダワケノミコト) 気長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト) 湍津姫命(タギツヒメノミコト) 市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)など |
| 所在地 | 五泉市宮町5-46 |
| 社務所 | 公式SNSにて時間の記載なし |
| 公式サイト | 五泉市観光ナビ |
冬の自然体験

一面に雪景色が広がる真っ白な大地はまるで絵画のようで、目を見張る美しさ。
雪原を歩いて動物の足跡を見つけたり、雪に囲まれたテラスでくつろいだり、白鳥が舞う幻想的な風景を楽しんだりと、冬ならではの体験ができます。
瓢湖の白鳥
冬の新潟には、多くの白鳥が飛来し湖を泳ぐ姿や田んぼで食事をする姿を見ることができます。特に瓢湖(ひょうこ)や佐潟(さかた)は人気のスポット。昼間には餌を求めて集まり、にぎやかに鳴く様子が見られます。
あてま高原で雪原散策
雪が積もった雪原を歩くのは、スノースポーツをしない人でも雪を楽しめる方法のひとつ。
スノーシューを履いて進むので歩きやすく、6歳ごろから参加できるガイド付きのツアーもあります。自然動物の足跡を探したり、冬の自然について学ぶ楽しさも味わえます。
| 名称 | あてま森と水辺の教室 ポポラ |
| 所在地 | 新潟県十日町市珠川 当間高原リゾート内 |
| 自然体験 | ★小学生~おとな向け ひとり2,000円 【スノーシューで雪原散策】雪の森スノーシューツアー |
| 公式サイト | あてま森と水辺の教室ポポラ |
石打丸山のスノーテラス
石打丸山スキー場には、ゴンドラに乗って雪に囲まれた絶景のスノーテラスがあります。
標高の高い展望テラスからは、雪化粧した魚沼平野や山々の白銀の世界を一望でき、温かい飲み物を片手に冬ならではの絶景を満喫。
さらに、予約制のドームテントを利用すれば、プライベートな空間でゆったりと寛ぐこともできます。
| 名称 | ザ・ヴィランダ石打丸山 |
| 所在地 | 新潟県南魚沼市石打1699「中央口」 ★中央口に行く際「P1」が混雑時は「P2」より入場 ★駐車料金:平日&ナイター 無料、土日祝日 1,000円、宿泊は終日1,500円 |
| 営業 | カフェ・テラス 10:00〜16:00(L.O.15:30) ドームテント 10:20〜16:00(最終受付15:00) |
| 料金 | ゴンドラ往復券 おとな3,000円 小・中学生 1,600円 ★事前WEB予約 割引あり |
| 公式サイト | ザ・ヴィランダ石打丸山 |
冬旅で失敗しないために
冬の新潟旅で気をつけたいのは、雪による移動の影響です。天候によっては、高速道路の通行止めや電車の遅れが発生することもあります。とはいえ、少し準備をしておけば心配はいりません。
特に大切なのはこの3つ。
・天気予報を前日にチェックする
・移動時間に余裕を持つ
・目的地を1つに絞りすぎない
冬の旅では「予定通りに全部回る」より、その日の景色や天気を楽しむ気持ちのほうが大切です。
雪が強い日は温泉へ。
天気がよければ海へ。
そんなふうに柔軟にプランを変えられると、雪国旅はぐっと楽しくなります。
▶ 冬のドライブ注意点(準備中)
モデルコースを活用する
「どこから回ればいいかわからない」という人は、モデルコースを参考にすると旅のイメージがしやすくなります。
たとえばこんな1日プラン。
午前
・彌彦神社で参拝
・寺泊で海鮮ランチ
午後
・日帰り温泉で雪見露天風呂
・夕方に日本海の景色を眺める
雪景色の中で温泉に入り、日本海の幸を味わう。それだけでも、十分に新潟らしい冬旅になります。
▶ 冬の新潟モデルコースまとめ(準備中)
また、南魚沼エリアを巡るドライブプランはこちらの記事で紹介しています。
まとめ

冬の新潟には、スノースポーツ以外にも楽しめる魅力がたくさんあります。
海は「ごちそう」
雪は「見るもの」
神社では「静かな対話」
日本海の海鮮を味わい、雪景色を眺めながら温泉に入り、静かな神社で心を整える。
さらに、白鳥が舞う湖や真っ白な雪原の景色など、寒い季節だからこそ出会える風景も広がっています。冬の新潟は、派手な観光地ではありません。でも、ゆっくり過ごしたい旅にはとても向いている場所です。
もし冬の旅行先を探しているなら、「雪国の静かな冬」を楽しみに来てみてください。
きっと、思っていた以上に豊かな時間になります。
エリア別スポットや雪対策、モデルコースなども紹介しているので、旅行計画の参考にしてみてください。



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