どんな場所にあるの?
水上高原ホテル200は、群馬県北部・みなかみ町に位置し、天候にも恵まれて、関越自動車道・水上ICから車で約40分、越後湯沢から約1時間程度で到着。
道中、しっかり目の山道で、クネクネ道や急な坂道が続きます。
ホテルのサイトにも4WD+スタッドレスタイヤを利用するようにと強調されている理由が良くわかりました。
お部屋・フォレストキャビン
宿泊したお部屋は「フォレストキャビン」。
21㎡に2段ベッドが2台ついたお部屋。
土足厳禁でコート掛けを抜けたあたりに小さな下駄箱がありました。
館内はスリッパで移動もできるので、冬靴で動き回らなくて済むのは快適◎
写真だけで見る限りは狭そうなお部屋で、大柄の男の人と一緒の宿泊ですこし不安でしたが、くつろぎスペースはゆったりとした空間で思っていた以上に快適に過ごせました。
お部屋の設備
▶ ソファ・ローテーブル
奥行きがあって、座り心地もバッチリのソファ。ソファ下にある仕掛けが思いのほか使い勝手がとても良かった。
- 空のボックス
- セキュリティボックス
- 荷物置きスペース
荷物置きスペースには、35Lスーツケースとボストンバッグがすっぽり収まりました。
狭いながらもゆっくり過ごせたのは、荷物を散乱させずに済んだからだと思う!
ローテーブルには民芸・レトロ玩具がありましたが壊れていたり揃っていなかったりで、メンテナンスはあまりされていない感じ。
窓は大きく広い空と雪山が一望できます。
ソファに座って眺めると、まるで絵画のようでとても素敵でした。
お部屋のすぐ外は「わんぱく山」と「かまくら村」のキッズエリア、あとは通り道だったようで人の往来が結構ありました。
でも、防音効果が高く、外の声はまったく聞こえないので、レースカーテンさえしておけば全く気になりません。
座り心地の良いソファに、防音効果の高いお部屋で、読書を思う存分楽しむことができました。
▶ テレビ周り
- コンセント、USBポート
- 冷蔵庫
- 湯沸かしポット、カップ、グラス
- 空気清浄機
窓際にはテレビが設置され、その横には、大きな鏡とライトが付いた鏡台スペースが並んでいます。
そこにもコンセントがいくつかあったので、充電する場所に困らないのは結構大事なんだなと発見。
ほうじ茶・煎茶のインスタントと一緒に、用意されていたお茶菓子は、「美味炊きはなまめ」。
群馬県・谷川岳にある地元企業・丸久物産のもので、売店でも買えます。
親指くらいある大きな花豆がひとつぶ、ほんのり甘く、煎茶と相性がよく美味しかった◎
湯沸かしポットと一緒に並べられていたのが、冷水ポット。
加湿器と空気清浄機を使いながらも、部屋はとても乾燥して湿度が20%前後と、水分に囲まれているとは思えないほど、乾燥していました。
熱かったり、カラカラしていて過ごしにくいわけではないですが、とにかくのどが渇く。
ポットには湧き水が入っていて、とても冷たく、飲み心地も良くて重宝しました。
4月~11月には、ホテル露天風呂脇に一般の人も湧き水が汲めるスポットが解放されるようです。
▶ ベッド
ベッドは幅95㎝×縦200cmのゆったりサイズ。
マットレスは厚く、掛け布団は軽くてとても寝心地バッチリ◎
各ベッドにあるブックライトは、手元が陰になりづらく、明るすぎもしなくて本が読みやすくて、ベッド環境はとても過ごしやすかったです。
▶ バス・トイレ・コート掛け
- 靴ベラ
- 洋服ブラシ
- ハンガー
- 館内用スリッパ/名前シール
ハンガーは10本程あって、濡れたスノースーツや手袋、服を干すのに大活躍!
温泉で入浴するので、ユニットバスに干しておくと、乾くのも早かったです。
夜中、トイレのウォシュレットが壊れるトラブルに見舞われ、フロントに相談したところ、翌朝9時ごろに修理対応をしてもらえました。
連泊対応
- 室内清掃(ゴミ捨て)
- タオルの交換
- 館内着の交換
連泊の場合、清掃は無いような書き方をしていたので、館内着(浴衣)の交換も無いかなぁと心配をしていたら、掃除以外はしてくれていて安心◎
グラスやコップの交換はなかったので、ユニットバスで自分で洗って使っていました。
食事・バイキング
食事会場は、1階・白樺ダイニング、または11階・谷川ダイニングのどちらかでした。
夕食 和洋中60種
夕食では群馬の郷土料理「マタギ汁」、お刺身こんにゃくをいただきました。
日替わり天ぷらの鶏肉の天ぷらは、初めての体験でしたが驚くほど相性が良く、大満足!
また、目の前で切り分けてくれるローストビーフや、一口サイズのお寿司もあり、豊富なメニューに食欲をそそられます。
朝食 和洋20種類
朝食では、ホテルオリジナルの「目覚めの一杯」というお酢ドリンクが提供され、「くぅー!」とうなる酸味で目がシャキッと覚める感覚が新鮮でした。
オムレツはライブキッチン形式で、半熟ふわとろが基本ですが、しっかり焼きにも対応してくれる柔軟さが嬉しい。
自分好みに仕上げてもらえるので、家族みんなで楽しめました。
温泉
温泉は、ホテル棟の大浴場と別棟の露天風呂の2か所があります。
どちらも源泉は「水上高原上の原温泉2号泉」。サラッとしているのにしっとり感もあり、とても入りやすいお湯でした。
泉質: アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)【単純温泉】 無色透明で湯疲れしにくく、名湯といわれる温泉に多く見られます。pH8.5 以上のものはアルカリ性単純温泉と呼び、肌触りが柔らかく、すべすべした感じとなります。【硫黄温泉】 硫化水素ガス特有の卵の腐った匂いがします。沈殿物は「湯の花」と呼ばれ、いかにも温泉らしい温泉です。血管を拡げる作用があります。
引用:水上高原ホテル200ウェブサイトより
硫黄温泉らしい匂い(硫化水素ガス特有の匂い)は全くせず、子供も「温泉の匂いがしないね」と驚いていました。
大浴場と露天風呂
大浴場は熱すぎず、小学生の子供でも入りやすい温度設定。露天風呂は源泉かけ流しで、やや熱めのお湯ですが外が寒いので丁度良かったです。
露天風呂がある「別棟・凛楽」までは、ホテル棟から徒歩約30秒。
氷点下の寒さの中では霜柱が美しい反面、足元が滑りやすかったため、滑り止め加工がされた靴が必要。
露天風呂入口ドアの正面に待合室は、暖かい室内でベンチに座れる休憩スペース。寒い日には特にありがたい。
アメニティ
大浴場と露天風呂のどちらにも、以下のアメニティが用意されていました。
☆シャンプー、ボディソープ
☆クレンジング(旅美人)
☆オールインワンゲル(旅美人)
タオルだけ用意すれば手ぶらで利用できます。
ホテル内アクティビティ
ホテルロビー横の出口からすぐにゲレンデへアクセスできる立地は、子どもにも大人にも嬉しいポイント。
雪遊びはもちろん、館内でも楽しめるイベントが充実しており、今回は2つのアクティビティに参加してきました。
スキー・レッスンプログラム
スキー初心者から上級者まで楽しめるレッスンプログラムが用意されています。
☆1日コース 午前10:30 ~ 午後3:45(昼休憩 12:30~13:45)
☆半日コース 午前10:30~、または午後13:45~
レッスン | レベル | 料金 |
---|---|---|
キッズ・スキーレッスン(7~9歳) ※WEB予約 | 初心者~中級者 | 半日 6,500円+リフト券 1日 10,000円+リフト券 |
ジュニア・スキーレッスン(10~12歳) ※WEB予約 | 初心者~準上級者 | 半日 6,500円+リフト券 1日 10,000円+リフト券 |
初めてスキー応援デビュープラン(7歳以上) ※1週間前までに【要】電話予約 | はじめて | 中学生以上 11,000円(ウェアなし)/12,500円(ウェアあり) 小学生以上 10,500円(ウェアなし)/12,000円(ウェアあり) |
団体予約でスクールは受けられませんでしたが、様子を見ていると優しそうなインストラクターで楽しそうでした!
雪あそび@スノーパレット
雪あそびエリアには2か所ありますが、小学生が利用できるのは「スノーパレット」のみです。
大きいタイヤに乗って滑るスノーチュービングと、前日のスキーレッスンで習ったことをキッズ専用練習レーンで復習しつつ遊びました。
チケット | 料金 |
---|---|
「スノーパレット」「キンダーがーテン」 共通入場券 | 3歳以上 1,200円 リフト券・シーズン券購入者 600円 |
リフト券(ベストシーズン) | 1日券 大人5,200円 中学生4,600円 小学生3,300円 半日券 大人4,200円 中学生3,600円 小学生2,800円 |
※帽子、グローブ、ゴーグルのレンタルはありません
レンタルアイテム | 料金 |
---|---|
スキーセット(ブーツ・板・ストック) | ウェア付き 大人7,000円 こども5,000円 ウェアなし 大人4,500円 こども3,000円 |
ヘルメット | 無料 |
館内イベント
館内では子ども向けのイベントも開催されていました。今回参加したのは以下の2つ
①チキップダンサーズのスタンプラリー
ホテル内を巡りながらスタンプを集めるアクティビティ。
②スタッフさんたちの名刺集め
気さくなホテルスタッフと交流しながら名刺を集めていく遊び。名刺についているマークを集めたら、プレゼントの入った宝箱がカウンターの奥から出てきました。
プレゼントがもらえる仕組みは、子どもが大喜び!スタッフの方々の優しさも好印象。
まとめ
今回の旅行では【温泉&スキー&読書】そして、群馬のご当地グルメを楽しむことができました。
特に印象に残ったのは、温かい「マタギ汁」。豊かな味わいと心も体も温まる美味しさに大満足でした。また、ホテルの売店で購入した、パンパンに膨れた下仁田ネギのチップスも絶品!香ばしくて、ついつい手が伸びてしまいました。
露天風呂からの眺めも格別☆
大自然に囲まれた絶景の中で入るお風呂は、まさに至福のひととき。静かな時間が流れる中で、日常の疲れもすっかり癒されました。
さらに、ホテルから送迎バスが出ていた宝川温泉がちょっと心残り。写真を見ると、ほぼ川と同じ目線で温泉があり、混浴なので湯浴み着を着て入るスタイル。一人では行く勇気もなかったので見送りましたが、歴史がありそうな温泉で、ぜひ行ってみたいと思いました!
子供もスキー&雪遊びを堪能し、私は目標にしていた本2冊を読むことができて、大満足の旅になりました。
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