2026年8月のお盆に、小学生のこどもと一緒に新潟県立植物園へ行ってきました。
数年前に一度行ったきりの県立植物園。特に植物に詳しい訳でもなくスーッと通り抜けて終わっていました。それが、今回は色んな工夫がされていて、以前とはちょっと違いました。
この記事では実際に小学生のこどもと訪れて、「ここが楽しかった」と感じたポイントや、料金・開館時間などのお出かけ情報を紹介します。

ルーペで、楽しさ増す
インスタ(@niigatabotanicalgarden)で見ていた、新潟県立植物園オリジナルのルーペ。

木のホルダーが新潟県秋葉区の企業(ナカムラ工房)が携わっているということで、ストーリーもあり思い出にもなるしと、小さいサイズを購入。(880円/支払い クレカ可)
もやっとして見えずらいかと思いきや、クリアに見えてびっくり。(写真はぼやけてますが…)

「首からかけられる」のも、気づいたら手から離して失くしてしまうリスクも減らせるところも良い。植物の小さいツブツブから、葉脈までくっきり、はっきり。
小学生の子どもは、初めはよく見えすぎて少し怖がっていましたが、だんだんと慣れて楽しんでみていました。
知識がなくても、大丈夫◎
ルーペというアイテムの他に、植物園を楽しめたのは「ココ見て!」という札の存在。
植物に詳しくなく、特に身を入れるような興味もない私たちにとっては「へぇー、色んな植物があるねー。」と、すたすた通り過ぎていくところですが、今回は違いました。
バニラの木に「実がなっています」「レア 見逃さないで!」という札が下がっていて、私も子どももそれを見つけた瞬間、立ち止まり探索。


札があるのに実が見つけられない。ぐるぐる見て回り「これじゃない!?」と発見した細長い物体。確かに、茶色くなったらバニラビーンズのよう。
初めて見たバニラの実は思ったよりも大きくてびっくり。
札がなかったら、たぶん素通りしていた木。「今まで来た道にもあったんじゃない?」と、こどもと一緒にワイワイ言いながら戻って順繰りゆっくり見て回りました。

「見るものを教えてもらえた」ことで、子どもとの会話も弾み、楽しんで周ることができました。
2026年夏 企画展「食虫植物」
訪問するきっかけになったのは、NHKラジオ「子ども科学電話相談」で食虫植物について話していたので、子どもが興味を持ったから。
調べてみたら、県立植物園の企画展示「食虫植物 第2部 食虫トラップに気をつけ展」(2026年7月16日〜9月14日)が会期中だったので行ってみました。

お花の食虫植物は終わていて、私たちが見れたのは”食虫トラップ”の展示。

今まで望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡ばかり使っていた子供は、入口で買ったルーペの使い方に最初は戸惑い気味。ついつい覗き込んでいて「見えないよ…」と言っていましたが、徐々に慣れていき、ちゃんと話して観察できていました。

正直に書くと、食虫植物展そのものの規模は、そんなに大きくなく、ちょこちょこ点在。「がっつり学ぶぞ!」という意気込みで行くと、物足りないかも。

温室を歩きながら「ここにツボイカズラあったー!」と自然に溶け込んだところを見られたり、フォトスポットがあったり、身をもって虫になってトラップにひっかかる体験ができる場所があったり。
一押しはやっぱり、体験スポット。
ハエトリソウにつかまるのは、迫ってくる感じで恐怖心を感じ、粘着性のトラップでは「もがくほど動けなくなる」様子を体験。子どもと一緒にここでの発見も大盛り上がり。
入口の奥には12才以下限定のスペースがあり、ミッションをこなしながら植物観察のポイントが分かったり、イベントや顕微鏡で押し花を観察できるラボがありました。
子ども目線で作られた楽しめる工夫が沢山で、植物園も活気があって楽しかったです。あっちこっち見て回って、ミッションもして1時間半くらいでした。
体験イベント|木工教室
この日いちばん長く過ごしたのは、じつは植物園ではなく、体験イベントの木工教室でした。
時々、イベントとして木工体験教室が開かれているようで、木の板・枝・どんぐり・葉っぱなどを使って自由に工作できる教室。予約は不要で、開催時間内に行けばその場で参加できました。
こどもが作ったのは「ちいさなお家」1,200円(支払い現金のみ)。

屋根、壁、床の板がキットになっていて、自由にアレンジすることができます。テーブル、ベッド、椅子、はしごなど会場にあった素材を自由に使って、こどもの思うように作ることができました。


電気のこぎりやドリルなどの工具もあって、ほしい形やサイズに切ってもらっていました。
熱中すること、あっという間に3時間。30分程度だろうと思った予定時間は大きく、大きく外しました。集中しているところかわいそうだけれど、途中で「お昼にしよう」と何度か声をかけて、ようやく終了。
阿賀野市にある「お山の森の木の学校」による木工体験教室(インスタ@yamamoriki)。近いうちに、ゆっくり思う存分楽しんでもらえるように、実際に阿賀野にも行ってみたい。
- 料金 (作るものによって変わる)
オプションは有料の材料と、無料の材料があり。 - 時間(30分~)
モノづくりが好きな子は、うちのように3時間以上かかるかも。
行く前に知っておきたいこと
子育て応援!の日
入口に「おでかけMonday」の看板が出ていました。

毎週月曜日(祝日・休館日を除く)は、小学生以下の子どもと保護者(18歳以上、1家族2名まで)の入館が無料。今回、私たちはお盆の中日(8/10月よう)に行きましたが、適用されました◎
小中学生は土日祝も無料なので「平日に行くなら月曜」と覚えておくと迷いません。(月曜休みが多い公共施設が多い中、開いているのも嬉しい。)
料金・開館時間・アクセス

- 住所
新潟市秋葉区金津186 - 入館料
大人700円
高校生300円/小中学生100円 - 開館時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで) - 休館日
イベントカレンダーで要確認 - 駐車場
無料 約300台
屋外園地のおさんぽ
温室の外にある、屋外園地は入園料無料で歩けます。この日はスイレンがちょこちょこに咲いていました。

うっとりするくらい綺麗。お散歩するには天気が良すぎたので、ちょっとだけ。
まとめ
新潟県立植物園に10時ごろについて、帰路についたのは14時半。そして、木工教室だけで3時間。食虫植物の展示や温室も見て回り、気づけば半日近く過ごしていました。
正直、植物に詳しいわけでもなく、強い興味もない私たち。
思い出の意味も込めて買ったルーペを手に観察してみたり、「実がなっています」という札をきっかけにバニラの実を探したり、企画展の展示・食虫植物の仕掛けを体験したり。
「植物を見に行く」というより、子どもが「これ、なんだろう?」「こういうのもあるんだなぁ」と感じながら歩けたのがよかったと思います。
札を見つけるまではスタスタ歩き、15分で終わってしまうのではないかというくらいのスピード感。植物に強い興味がないわが子でも、ルーペや案内札のような「見るきっかけ」があると、じっくりたのしめるんだなと発見しました。
そして、今回いちばん長く楽しめたのは、体験教室の木工教室。自由度が高く、子どもの創造性が爆発。また、時間を作って阿賀野市にある「お山の森の木の学校」へ行こうと、行きたい場所リストが増えました。
植物に詳しくなくても、子どもが自分で「面白い」を見つけられる工夫がある。今回の新潟県立植物園は、そんな場所でした。


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