旅行の目的地は「ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)」です。博物館以外へも行く可能性など、利便性を考えて長崎市内に泊まることにしました。
長崎の雰囲気を味わえるお宿がよくて、希望を言えば、大浴場もあって、お夕食には会席料理を頂きたい。その希望にヒットしたのが「矢太樓・矢太樓南館」。
楽天の口コミは「★3.97」とまずまず。低評価内容は「老舗旅館」と「朝食」に期待を裏切られた感がある様子。高評価も多いですが期待大!というわけではなさそう。
ですが、今のご時世で『おとな2名・小学生1名・朝夕食付き 2泊3日 47,100円。ひとり1泊1万円ちょいで会席料理までいただける旅館』。お値段、リーズナブルです。
- 住所
〒850-0803 長崎県長崎市風頭町2-1
- アクセス
長崎自動車道 芒塚(すすきづか)ICから約10分
- ホテル~長崎駅:無料送迎サービス
(前日までに☆要予約☆)
送り 9:10/10:10
迎え 15:40/16:40
- チェックイン 16:00~20:00
チェックアウト 10:00まで
- 駐車場・先着順
普通車 70台(1,000円/泊)
バス用 5台(1,500円/泊)
チェックイン・部屋の様子
北九州のいのちのたび博物館に立ち寄ってから12時過ぎに長崎市内へ向かい、15時ごろ矢太樓に到着。チェックインは16時ですぐにお部屋に行けず…ロビーでしばし待機。
しかし、予定時間よりも大分早く手続きしてもらえて(多分15:40くらい)お部屋で大浴場の開く時間までくつろぐことができました。
お部屋は古さはありますが、清潔で洗面台も広く、お手洗いもウォシュレット付き。口コミで低評価が付いていたエアコンはとても静かでした。

- 宿泊プラン
60日前予約15%OFF/オンラインカード決済/スタンダード会席/駐車場無料 - 部屋タイプ
【南館】眺望無/和室12~15畳(バス無し・トイレ付)

毎回、楽しみにしているお茶菓子。長崎は塩キャラメルクッキーでした。お部屋のお茶は緑茶パック。

「眺望なし」のお部屋ですが、さすが高台にあるお宿、十分満足の眺めです。
夕食・会席料理
2泊して、両日とも1階の大広間でのお夕食でした。
1日目のお品書きはこんな感じ。

海鮮が中心で、長崎の名物も沢山食べられるメニューです。


お刺身は何のお魚かはわかりませんが、甘くて、弾力があって新鮮。


甘くてぽってりしたフリッターのような衣が特徴の「長崎天ぷら」はお塩で。サクサクで分厚い衣が満足感を与えてくれます。全然胃もたれしませんでした。


長崎ちゃんぽんはたぶん、普通にひとり分の量が入っていました。かなりお腹いっぱい…


茶碗蒸しと、デザートはコーヒームースの予定でしたが、旬のいちごにチェンジされたようです。

子供用のデザートがめっちゃ豪華で妬きました。
2日目のお品書き。

この日は長崎色が薄目、且つ、初めて出会うスタイルのお料理を楽しむことができました。


ポテトサラダをクレープで巻き、甘えびを乗せたサラダ。


ぷりっぷりのお刺身と、カリカリジューシーな河豚の天ぷら。


ホタテとチーズと梅。豚肉とお野菜はポン酢でいただきます。


長崎にも10以上の酒蔵があるようだったので楽しみにしていましたが、お酒の種類は悩めないくらい少なかった。地酒の飲み比べセットがあったら最高だったな…。
お料理も素敵でしたが、器を見てるのも楽しい時間でした。




中華っぽい雰囲気もあり『長崎との何か物語があったらとっても素敵だな』と考えながら、お食事をいただいていました。
朝食・ブッフェ
1日目は1階の大広間、2日目は10階にあるレストランでいただきました。お料理はどちらもビュッフェスタイルで、郷土料理や長崎を感じられるお料理もあって大満足。
1日目の朝食



真鯛・ヒラアジ・甘エビを自分で乗せて作る「海鮮丼」。美味しい!本当に美味しかった。ぷりっぷりで甘くて幸せになる海鮮丼でした。
飛魚出汁(あごだし)のコックリとしたスープに、タネの主役が練り物の「長崎おでん」。他にもロールパンやサラダバー、焼売、焼きそば、ヨーグルトなど定番メニューもあります。
2日目の朝食
朝食会場のレストラン「ヤタロウ」へはエレベーターからも行けますが、あえてロビー階から階段で向かいました。

長崎の凧・ハタが飾られたお城のような階段を上っていくと、すぐ目の前に会場があります。階段の背景が海になっていて、空を飛ぶハタ。絵と実物がリンクしている遊び心がおしゃれで素敵。


ちょっと出遅れて満席に近い状態でしたが、眺めの良いお席がちょうど空いてラッキーでした。1日目は海鮮丼を食べたので、2日目は「五島うどん」歯ごたえがあって、うんまい。
大皿の右下にあるのが「手造り豆腐」。温かくて、甘くて、お豆の匂いもせずサラッとしていて、たくさんお代わりをしました。
鉱火石の湯
お風呂は、本館にある「展望浴場」と南館の「大浴場」の2か所があります。

どちらも温泉ではなく、岩盤浴などでも使われる「鉱火石」を浴槽に沈めたお風呂。
鉱火石は水に触れると遠赤外線を放出するので、体が芯から温まって、リラックスや疲労回復、美容といった作用があるのだそうです。(矢太樓公式サイトのお風呂ページ)
熱くなくて子供ものんびり過ごせていました。
展望デッキ
本館の正面を入って、まっすぐ進んだ突き当りのお部屋「アミューズメントルーム」のデッキを「展望台」として公開されています。

こどもを交代で見つつ、景色を満喫。


高台に建つホテルからの景色はとてもよく、展望デッキの双眼鏡を使うと、世界遺産『三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン』が見えるそうです。クレーンが多くて私にはどれがどれだかわかりませんでしたが、工業が栄えた様子はうかがえました。
子連れで気になったこと
本館の展望デッキへ行く直前のお部屋「アミューズメントルーム」にボールプールや塗り絵など、こどもが遊べるところがありました。お掃除はとても行き届いていて、ほこりもなくとってもきれい。
ボールプールの下はクッションを敷いてないようで硬いので、ちょっと注意が必要です。
観光とおさんぽ
矢太樓に到着した翌日はこの旅行のメイン「ベネックス恐竜博物館」へ行ってきました。ホテルからは車でだいたい40分。海に出ると軍艦島がはっきりと見え、意外と近いことに驚きました。
恐竜博物館も空間づくりがとても上手で、博物館に入る前から恐竜だらけ。案内も恐竜、公園も恐竜、駐車場も恐竜。博物館自体はあまり大きくないのですぐに見終わりますが、公園で遊び、裏の砂浜で遊び、丘を登って、約3時間くらいの滞在。
お食事ができる場所が「GAOGAO」というカフェだけなのですが、行った日は定休日。東屋もあるので、お弁当を持って行くともっと長く楽しめそうです。
一度、ホテルに戻っておトイレを済ませてから「風頭公園」までおさんぽ。15分くらいで公園に着きます。坂本竜馬像に会い、長崎を見渡してから、偶然見つけた「風の大地美術館」では素敵な出会いがありました。
まとめ
残念だったポイントは「コストカット」がすごく見えてしまっている点。
壁で仕切られた大広間で食べる会席料理は、味は美味しかったですが、もう少し雰囲気がほしかったです。お食事の場所から景色を見られたのは、2日目の朝食だけ。さみしい!
お部屋やホテルの中も外もお花や観葉植物が全然なくって、一輪だけでも室礼されていたらよかったなと思いました。さみしい!
とはいえ、こどもの「長崎旅行で楽しかったこと3選」に見事ランクインした『矢太樓』。古さもあるし、コストカットに勤しんでいるのも見えてちょっと貧相な感じはしつつも、スタッフの方たちはとても印象がよくて、一泊ひとり1万円ちょいと考えると、お風呂もご飯もお部屋も満足のお宿でした。
今回の新潟から長崎へ往復2,600㎞の大移動、くるま旅の全行程・費用・持ちものをまとめた記事も作成しています。





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