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趣味嗜好に関係なく乱読するのに、聞き放題はとても便利です。
おすすめに出てくるものから何となく選び聴き始めたミステリー小説「猟奇犯罪捜査班シリーズ」に言葉の通り四六時中、ワイヤレスイヤホンの電池が切れるまでずーっと聴き続けてしまう生活を送っていました。
これは続きが気になって
そわそわする中毒性のある小説だったーーー
かと思えば終わり方が気持ちよくて読了してしまえばスッキリしていて後腐れなく良い余韻に浸っています。
ドラマ化もしていた、「猟奇犯罪捜査班シリーズ」
ドラマのタイトルでは「異常犯罪捜査班」と変え、2016年に波留さん主演で映像化されていました。
映像化していたことをブログに書くために調べるまでは全く知らず、どんなキャストになるのかと相関図をチェックして自分のイメージと照らし合わせても面白いです。
個人的には佐藤都夜(さとうつや)は
年配女性のイメージだったので
佐々木希さんだったのが意外でした
小説「猟奇犯罪捜査班シリーズ」は13巻まである長編小説ですが、テレビドラマでは原作の「ON」「CUT」「LEAK」「AID」とオリジナルストーリーで放送されています。
(参考:ウィキペディア)
【注意】眠れなくなるくらい怖いです
猟奇的な話の内容然り、分かりやすい言葉で書かれているから読書初心者でもイメージできちゃうリアルさがあります。
過去に起きたことを解決していく過程よりは、現在進行系の推理小説的展開の方が、やっぱり迫りくる危機を感じてが怖い。
戸締まりをいつもより念入りにチェックしたり、電気を消して真っ暗な廊下を歩くときに背中がギューッとする恐怖感を久しぶりに感じました。
話しに没頭している興奮状態と、
恐怖でなかなか寝付けなかった…
怖いのにとにかく聴き始めると続きが気になってしょうがなくなる中毒性のあるお話し。
良い面もあって、
捨て活がだいぶ捗りました♪
この恐怖心はどこから?
この小説に出てくる犯罪は結構な残虐性。
だからあまり怖いと言う感情は湧いてこなさそうなのに、眠れなくなるほど怖いと思う自分の感情を深堀してみました。
一言で言うと「現実にありそうで、なさそうで、でもありそうな話。」
小さい頃から目にしてきた殺人のニュースや小説、歴史の話にリンクしていて、「この星のどこかでは実際にこういう事も起きているのだろうな」とイメージできてしまうリアルさがある。
人間の残虐さを感じたのはニュースだけではなく15年前に読んだルワンダの内戦体験記、イマキュレー・イリバギザさんの「生かされて」というタイトルも大きな影響を受けています。
ルワンダで家族と一緒に暮らしていたある日、突然民族間同士で戦いが始まってそれまでの生活とは激変。
民族で隔たりのなく仲のいい関係だった相手からも、民族が違うと言う理由で、家族や隣人が襲われ、終いには実のお姉さんが目の前で悲惨な殺され方をするのをかくまってくれた戸の隙間から目の当たりにした。
この本の出来事こそがありそうで、無さそうで、実際にあったはなし。
小説の中で描かれている殺人を犯す人たちのように、欲のため、信念のために人を殺める事があるという事実を知らされた本。
だからこそ、ホラーやおばけと違って臨場感を持って内容にのめり込むのかも。
怖いだけじゃない!「猟奇犯罪捜査班シリーズ」の魅力
事件を解決したり、発端になったりしているサイエンステクノロジーもSF好きな人には刺さる魅力です。
全部がつながっている
主人公のいる物語でありながら、登場人物それぞれの物語が面白い。
一話完結の物語りだけど全部の物語で大きな一つの物語になっている。
ここが、スター・ウォーズのストーリー展開と表現したところ。
あっちこっちで謎めいていて、最後に点と点がつながるのではなくて、その場で、「あ、○話に出てきたアレだ」と気が付くことがちょいちょいある。
過去の猟奇的犯罪を犯した犯人や被害者が巻をまたいで再登場してきたり。
時間の流れを感じる
ものがたりの内容は怖くて、色々な事件をどんどん解決してくのだけれど、端々で見られる事件以外のところもまた面白い。
比奈子さんの恋愛事情。
1巻で芽生えた恋はその時に終わったのかと思いきや、想い合うという形で続いていく。
想い合う人と一緒にはなれない。違う人と新しい恋の予感もありつつ、想い合う人と成就する。
周りの登場人物も時間が経過する中でキャラクターが濃く出てくる。
それがまた、比奈子さんと同僚の方たちとの距離が近くなり信頼の構築を感じられる。
小説の中で時間の流れを感じで年月が経っているのも感じることが出来る。
優秀な人達のお手本がある
藤堂比奈子さんは漢字が苦手。
でも刑事という職業柄たくさんの情報をノートにメモしておく必要がある。
そこで比奈子さんが考え出した対処方法が「絵でメモをすること」
その絵をきっかけにして大切な情報を思い出してリンクさせていく能力が開花されていきます。
“メモは字で書く事が「当たり前」”の固定概念をぶち壊されました!
藤堂比奈子さん、もともと高い能力を持っているかもしれないけれどそれに加えて柔軟性が能力の向上を後押ししているのは間違いない。
失敗や不得意なことがあったとしても頑張りや工夫をしていることが、上司や周りの人に伝わって信頼されていくってこういう事なんだなと読んでていて伝わってきました。
比奈子さん以外の登場人物も、その分野に長けている人たちばかり。
小説を読んで
優秀な人達の思考を垣間見た気がする。
善光寺の「八幡屋磯五郎」に行って来ちゃった。
店名 | 八幡屋磯五郎・本店 |
場所 | 長野県長野市大門町83 |
営業時間 | 9:00~18:30 |
定休日 | 無し(無休) |
駐車場 | 近隣提携駐車場 2,000円以上の買い物でサービス券の提供あり |
支払い | クレジットカード QRコード決済 Suica |
サイト | 詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。 https://www.yawataya.co.jp/store/honten.php |
アクセス
徒歩 | 善光寺表参道(中央通り)を善光寺に向かって約20分 |
バス | 善光寺行きびんずる号 または 善光寺経由路線バス →「善光寺大門」下車 市内循環バスぐるりん号 →「善光寺入口」下車 |
車 | サービス券の発行できる駐車場 ・善光寺表参道大門町駐車場 ・長野まちなかパーキング ・大本願駐車場 ・大本願南駐車場 サイトで周辺駐車場のPDFを確認できます |
買ったのは、カスタムブレンド
八幡屋磯五郎のカスタムブレンドを買えるのは、善光寺にある本店と軽井沢アウトレットだけ。
根元七味 900円 | 大辛七味 900円 | 小辛七味 1,100円 |
辛くない七味 900円 | 極上一味 1,000円 | 大鹿七味 900円 |
ゆず七味 1,100円 | ゆず一味 1,100円 | 生姜七味 950円 |
香ばし七味 1,000円 | えごま七味 900円 | しび辛七味・緑 1300円 |
しび辛七味・赤 1300円 | フルーツ七味 1,050円 | 季節の七味 |
ベースのブレンドに加えて香辛料を追加でお願いすることも出来ます。
えごま七味の感想
目の前で調合してもらえるのは
テンションあがる!
えごまのプチプチ触感と、陳皮と山椒の酸味が唐辛子と相性ばっちり!
夏のそうめんはもちろん温かいおうどんにかけても美味しかったです。
まとめ|猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子シリーズ
タイトル | 猟奇犯罪捜査班 |
著者 | 内藤了 |
出版 | 角川ホラー文庫 |
シリーズ | ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2014年 CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2015年3月 AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/ 2015年8月 LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2016年1月 ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2016年6月 ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2016年7月 BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2016年12月 パンドラ 猟奇犯罪検視官・石上妙子/2017年4月 MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2017年7月 COPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2018年2月 サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫/2018年8月 BURN上・下 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子/2019年1月 |
多様性のある登場人物たち。
ひとりひとりが強くて、失敗したり困難にあっても折れずに進む姿は人間味があって「ホラー」とは違う面を見せてくれました。
ただ「猟奇犯罪捜査」と名を打っている通り犯罪内容は生々しくて怖いのでご注意を。
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